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家づくりコラム

2021年05月25日

ホテルライクなインテリアとは?理想を叶えるコツを空間ごとに紹介

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ホテルライクとは、シンプルかつシックな中にラグジュアリー感をプラスしたような様を指します。本記事ではホテルライクなインテリアに仕上げるコツを、リビングやダイニングなどの空間ごとに紹介します。また、ホテルライクな家具や内装を選んだはずなのに思うような仕上がりが得られない場合に、見直したいポイントも解説するのでぜひ参考にしてください。


ホテルライクなインテリアに仕上げる5つのコツ

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自宅でありながらホテルのような雰囲気を作るためには、いくつかコツがあります。次の5つのポイントに留意して、家具やインテリアを選んでいきましょう。

1.間接照明を多用する

広い部屋の真ん中に照明が1つだけという配置では、ホテルライクな印象にはなりにくいものです。ホテルでは間接照明を多用しているので、家庭の中でもダウンライトやクリップライト、ランプなどを使って、柔らかい印象の明るさになるようにしてください。

また、ライトの色も青白い昼光色や昼白色ではなく、電球色や温かみのある白色を選ぶようにしましょう。室内が柔らかい印象になり、よりホテルのような落ち着いた空間に仕上がります。

2.落ち着いた配色でまとめる

空間全体を見渡したときに目立つ色があると、おしゃれな印象を与えはしてもホテルのようには仕上がらないことがあります。まずは家の中全体の配色を落ち着いたトーンでまとめてみましょう。

例えばブラウンやベージュ、白、グレーといった落ち着いた色味をベースに選びます。部屋の家具が淡い色合いの木目ならば、その他のインテリアもベージュやオフホワイトなどの類似するトーンでまとめましょう。

3.壁や床の素材にこだわる

色合いが似ているだけでは、単に「シンプルな部屋」になってしまいます。ホテルライクに仕上げたいならば、シンプルさの中にも上質さが潜んでいなくてはなりません。

高級家具を置くのも良いのですが、室内に占める面積が広い壁や床の素材感にこだわることで、より効果的に上質さを演出できます。高級な質感の壁紙を選んだり、木目風の壁紙や石膏などで壁を仕上げたりすることでも、部屋の印象がグレードアップするでしょう。

4.見せない収納にモノを収める

昨今流行りの見せる収納は、生活感が出てしまいます。ホテルライクなインテリアを目指すならば、生活感を出すモノはできるだけ排除する必要があるでしょう。

蓋や扉がついている棚・ケースにモノを収め、細々としたモノが見えないようにします。リモコンや新聞などの使用頻度が高いものも専用の場所に置くようにして、生活感を出さないように工夫しましょう。

5.家具の素材・色に統一感を持たせる

家具の素材や色に統一感があると、室内が一気にホテルライクに仕上がります。必ずしも同じブランドである必要はありませんが、方向性が似ているブランドを選ぶようにしましょう。

空間別!ホテルライクに仕上げる空間ごとのコツ

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では、空間ごとにホテルライクに仕上げるポイントについて見ていきましょう。すべての空間をホテルライクにしなくても、例えば「玄関だけ」「リビングとトイレだけ」という風に部分的にホテルを感じさせるエッセンスを取り入れることもできます。

ホテルでは快適さを追求して空間を作っています。ご家庭でも快適さを追求することで、空間をホテルのように仕上げていくことができるでしょう。

【玄関】スツールと鏡はマストアイテム

玄関では、靴を脱ぐとき・履くとき用にスツールを置いてみてはいかがでしょうか。ホテルのようなおもてなしの精神を感じることができ、なおかつ便利さも向上します。

全身が写る鏡があれば身だしなみチェックもできて、玄関がさらに便利な空間になるでしょう。スペースの関係上、全身鏡を置けない場合は、靴箱の上などに小さな鏡を置くことができます。

【リビング】広さを演出

すっきりとした広い空間があると、ホテルのような印象に仕上がります。家の中ではもっとも広いリビングをさらに広く見せることで、家全体の印象をホテルライクに変えていきましょう。

とはいえ、家の構造上、部屋をいきなり広くすることはできません。リビングを実際に広くするのではなく、大き目の家具を使うことやモノを出さないことで広さを演出することが大切です。壁に大きめのパネルやアートを飾るのも広さを演出する効果があります。

【寝室】柄や多すぎる色は極力使用しない

寝室のリネンにも注目です。豊富な色彩の印象的なファブリックや、幾何学模様など複雑な柄が印刷されたファブリックを使うと、ホテルライクには仕上がりにくいでしょう。シンプルな色味と柄にまとめてください。

【ダイニング】雑貨が見えない大容量の収納

ダイニングは細々とした雑貨がたくさんある空間です。子供の勉強道具が散らばっていたり、筆記具やスマホのバッテリーがテーブルに置かれたままになっていたりします。

ダイニングをホテルライクにするためには、すべての雑貨をすっきりと収納できる大容量の棚やボックスが必要です。まとめて片付けて雑多感を封印しておきましょう。

【トイレ・洗面所】テーマに沿ってまとめる

トイレや洗面所も、油断をすると細々としたモノが多くなってしまう空間です。しかし、リビングやダイニングと比べると空間が狭いので、特定のテーマで模様替えしやすいスペースともいえます。お好きなテーマを決めて、壁紙や床材、小物などで統一してみてはいかがでしょうか。

ホテルライクに仕上がらないのはなぜ?

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ホテルライクな家具や壁材、床材を選んだのに、なぜかホテルのようには見えないことがあります。思ったような印象にならない原因として、以下のポイントが考えられるでしょう。

  • モノを片付けない、つい出しっぱなしにしてしまう

  • 細々とした飾りを置きすぎる

  • 捨てるのが苦手

  • こまめな掃除が苦手

生活するにはさまざまなモノが必要です。しかし、そばにあると便利だからという理由で出しっぱなしにしていると、家の中はすぐに生活感があふれ出てしまいます。すべてのモノに専用の置き場を決め、使っていないときは片付ける習慣をつけるようにしましょう。

また、小さな飾りを室内に置くときは、テーマを決めて配置するとホテルライクな空間に仕上げることができます。専用の飾り棚に飾るのもおしゃれなので、ぜひ試してみてください。

ホテルのようなすっきりとした空間を維持するためにも、定期的に大掃除をするようにしましょう。もちろん、

こまめな掃除もホテルらしさには欠かせない要素です。ホテルは清潔でなくてはいけません。もちろんホテルライクを目指す各ご家庭も清潔さ重視で、こまめに掃除をしておきましょう。

ホテルライクなインテリアで美しい暮らしを

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シンプルな空間づくりを意識することで、ホテルライクなインテリアを実現しやすくなります。全体として「ホテルのようだ」という印象を与えるためには、家具や壁、床、その他のインテリアをトータルコーディネートしていきましょう。生活感の出る小物はできるだけ置かないようにして、すっきりとシンプルに仕上げていきます。

また、清潔感もホテルらしさには不可欠な要素です。こまめに掃除を行い、ホテルライクなインテリア空間で気持ちの良い毎日を過ごしてください。

※写真はすべて、インゾーネの家八軒モデルハウス「HOTEL LIKE」(現在は公開を終了)のものです。現在公開中の札幌市内・近郊のモデルハウスはこちらから

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