家づくりコラム
2021年09月02日
プライベートな庭づくり!おしゃれな空間を作る5つのヒント
開放的な庭も素敵ですが、外部から見えにくいプライベートガーデンも素敵です。人目を気にせずにくつろげるだけでなく、利用できる空間が広がるので敷地の有効活用にもつながります。プライベートな庭をつくる際に知っておきたいヒントを紹介するので、ぜひ参考にしてください。
プライベートな庭をつくるメリットとは?
庭があることで窓から広がる空間に余裕が生まれ、心理的にも余裕が生まれます。木や花を植えれば自然を感じながら生活していくことができるでしょう。外部から見えにくいプライベートな庭にすれば、さらにメリットが生まれます。特に次の2点はプライベートガーデンならではのメリットといえるでしょう。
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人目を気にせず家族の時間を過ごせる
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利用できる空間が広がる
人目を気にせず家族の時間を過ごせる
外部から庭を見えにくくすることで、人目を気にせず家族で過ごせるようになります。特に都市部では住宅と住宅の間の間隔が狭いため、庭があってもお隣さんの目が気になって使いづらいと感じている方も多いでしょう。
しかし、フェンスなどで隣から見えにくくすれば、家の中で過ごすような感覚で庭の生活を楽しむことができます。ゆっくりと日向ぼっこを楽しんだり、お茶の時間を過ごしたりすることもできるでしょう。
利用できる空間が広がる
外から見えるという理由で庭をあまり活用できていなかった場合は、フェンスなどで目隠しをしてプライベートガーデン化することで、BBQやトレーニングや家庭菜園など利用できる空間が広がることになります。リビングルームとプライベートガーデンを掃き出し窓でつなげば、家をリフォームしなくてもリビングルームを広くすることができるでしょう。家の中の空間にあまりゆとりがない場合も、プライベートな庭をつくってみてはいかがでしょうか。
プライベートな庭をつくる5つのヒント
どのように庭を囲うかによって、プライベートガーデンの趣きも変わります。庭づくりをする前に、しっかりと外界からの視線をシャットアウトしたいのか、それとも、開放感をキープすることに重きをおきたいのか考えてみてください。ある程度の方向性を決めてから、次の5つのヒントを参考にご自身の好みにあう庭をつくっていきましょう。
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ウッドフェンスでおしゃれに隠す
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テラスルームで雨の日も楽しむ
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ポールを立てて開放感をキープする
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壁をつくってしっかりと隠す
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樹木を使ってグリーンで隠す
1.ウッドフェンスでおしゃれに隠す
目隠しをしたい場所にウッドフェンスを立ててみましょう。ブロック塀と同じく外界からの視線を完全にシャットアウトできますが、素材が木なので圧迫感が少ないというメリットがあります。
また、ウッドフェンスは種類が多く、隙間のあるデザインを選べば、開放感をキープすることも可能です。すでに家の周りに低い塀がある場合も、内側にウッドフェンスを立てることで大掛かりな工事なしにプライベートな庭をつくることができます。
2.テラスルームで雨の日も楽しむ
雨の日も楽しめる庭をつくりたい方は、掃き出し窓から続く庭の部分にテラスルームをつくってみてはいかがでしょうか。外からの視線が気になる場合は、スクリーンカーテンやレースのカーテンなどを取り付ければ、ある程度の明るさを保ったままくつろぎの空間を用意することができます。
ただし、容積率の上限ぎりぎりに住宅を建てている場合は、テラスルームをつくれない可能性もあるので注意が必要です。今ある住宅にテラスルームを建て増しするときには、必ず依頼する工務店などに住宅の図面を提示して容積率を確認してもらうようにしましょう。
3.ポールを立てて開放感をキープする
ある程度目隠しをしたいけれど、圧迫感があるのは避けたいという方は、プライベートガーデンの周りにポールを立てるという方法も検討してみましょう。ポールの間隔を狭くすれば外界からの視線をシャットアウトしやすくなり、反対に間隔を広くすればオープンな雰囲気になります。あえてランダムにポールを立てることで、スタイリッシュな雰囲気に仕上げることもできるでしょう。
4.塀をつくってしっかりと隠す
外界からの視線をシャットアウトしてプライベート感を高めたい方は、塀をつくってしっかりと庭を隠すことがおすすめです。塀を高くすればより外部からは見えにくくなるので、周囲の視線を気にせずにくつろげます。デッキチェアなどを置いてお昼寝を楽しみたいという方も、塀をつくってしっかりと隠すほうが安心して過ごせるでしょう。
5.樹木を使ってグリーンで隠す
建物から塀までの距離が短い場合、高い壁で視線をシャットアウトすると、どうしても庭に閉塞感が生まれてしまいます。空間に余裕がない場合は、塀の代わりに樹木をつかうことも検討してみましょう。
樹木は塀よりは圧迫感が少なく、種類によっては隙間から日光が入るため、明るさをキープすることも可能です。花が咲く樹木であれば四季を感じることもでき、風情があります。
おしゃれに見せる3つのコツ
プライベートガーデンをつくるなら、おしゃれに仕上げたいものです。ウッドフェンスやポール、塀などを利用する場合は、建物の雰囲気にマッチするデザインを選ぶことで、おしゃれ度をアップさせることができるでしょう。その他にも、次の3つを意識することで、おしゃれに仕上げることができます。
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芝やレンガで地面もおしゃれに
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フェンスにはグリーンを組み合わせる
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ガラスブロックなどで壁にアクセント
1.芝やレンガで地面もおしゃれに
プライベートガーデンをつくるというと、「どのように目隠しをするか」という点に注目してしまいがちですが、囲い以外の部分にも注意を払ってみましょう。特に地面はプライベートガーデンの中でも大きな面積を占めるため、どのように仕上げるかによって庭全体の雰囲気が変わります。何もしないで放置するのではなく、芝を植えたりレンガを敷き詰めたりしておしゃれに仕上げてください。
2.フェンスにはグリーンを組み合わせる
ウッドフェンスを利用してプライベートガーデンをつくる場合は、プライベートガーデンがフェンスの色一色になってしまうことがあります。あまりにも単調な雰囲気になってしまう場合には、フェンスにグリーンや花を植えたバスケットをかけたり、フェンスの手前に木を植えたりすることで、色彩にアクセントをつけてみましょう。
3.ガラスブロックなどで塀にアクセント
高めの塀をつくってプライベートガーデンを囲うと、外部からは見えにくくなるので、くつろいで過ごしやすくなります。しかし、日影の部分が増えるため、庭の奥行きが狭い場合は家の中まで暗くなってしまうかもしれません。
塀の中にガラスブロックなどをランダムに埋め込み、アクセントを付けてみるのはいかがでしょうか。プライベートガーデンが単調な印象になるのを避けるだけでなく、ガラスから日光が差し込むのである程度の明るさをキープする効果もあります。
プライベートな庭でくつろぎの時間を過ごそう
プライベートな庭をつくることで、家がより一層くつろげる素敵な空間にグレードアップします。これから家をつくる方も、庭の一部あるいは全部をプライベートガーデンにして、家族が楽しめる空間を増やしてみてはいかがでしょうか。
インゾーネの家の系列事業「さっぽろガーデンライフ」では、お庭の施行事例やお庭づくりの流れなどもご紹介しています。ぜひ参考にしてみてくださいね。