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家づくりコラム

2021年09月15日

ミッドセンチュリーを目指した家作り!雰囲気が上がる5つのポイント

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ミッドセンチュリーを意識した家づくりとは、アメリカの1950年代前後を意識した家具や内装、外観のことです。第二次世界大戦が終わり、アメリカが経済大国として成長していく頃に流行したインテリアやエクステリアがベースになります。現代の住宅に取り入れる方法について見ていきましょう。




ミッドセンチュリーの家とは?

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ミッドセンチュリーの家とは、カラフルで曲線的なインテリアやエクステリアを指すことが一般的です。


木や石といった天然の材料を使って家や家具をつくると、どうしても色が限定され、なおかつ直線的になります。しかし、ミッドセンチュリーの時代には強化プラスチックなどの人工的な素材を使うことが多くなり、従来にないカラフルかつ曲線的な製品を生み出していきました。


1950年代、1960年代ごろのアメリカの映画やドラマを見ると、そのようなカラフルかつ曲線的な家具があふれた映像が見られるでしょう。ぜひご覧になり、ミッドセンチュリーのイメージをつかんでください。

ミッドセンチュリーモダンとは?

ミッドセンチュリーモダンとは、ミッドセンチュリーに北欧テイストを融合させたスタイルのことです。ミッドセンチュリーはカラフルですが、北欧のモダンでシンプルなスタイルを融合させることで、華やかな中にもシックで落ち着いた雰囲気が感じられるテイストになっています。


また、直線的なモダンスタイルに対する言葉として、ミッドセンチュリーモダンという言葉を使うことも少なくありません。この場合は北欧テイストが入っているかどうかに関係なく、曲線的なフォルムであればミッドセンチュリーモダンと分類します。




ミッドセンチュリー感を高めるポイント5つ

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現在でもミッドセンチュリーは人気のスタイルです。住宅をつくるならミッドセンチュリースタイルにしたいという方も多いでしょう。また、リビングや個室など、特定の空間だけをミッドセンチュリースタイルにしたいという方もいるかもしれません。ミッドセンチュリー感を高めるポイントを紹介するので、ぜひ実践してみてください。


  1. 開放感あるリビング

  2. ウッディな床とカラフルな壁

  3. 広めの軒先

  4. 透け感のある花ブロック

  5. 木を活かした外壁


1.開放感あるリビング

アメリカの住宅といえば、日本よりも空間的に余裕のある広々としたイメージで語られることも珍しくありません。天井が高く開放感のあるリビングにすることで、ミッドセンチュリーの雰囲気が高まるでしょう。


インゾーネの家は、標準仕様でも建具の扉が天井までと高いことが特徴です。通常の天井の高さでも広々とした開放感のある空間に仕上がりますので、ぜひ一度ご見学ください。

2.ウッディな床とカラフルな壁

ミッドセンチュリーの家具には、ダークブラウンのフローリングがよく似合います。ウッディな質感のあるフローリングをチョイスすれば、一気に室内のミッドセンチュリー感が高まるでしょう。


また、室内をカラフルに仕上げることでも、ミッドセンチュリー感を高めることができます。ホワイトやアイボリーなどのスタンダードな壁紙も素敵ですが、カラフルなものやデザイン付きのものを選んでみるのはいかがでしょうか。

3.広めの軒先

軒先を広くし、簡単なテーブルとチェアを置くと、一気にアメリカンな雰囲気が高まります。玄関から庭に続くアプローチや裏庭の軒先を少し広く取ることができるかもしれません。


軒先が広いとミッドセンチュリーな雰囲気を出せるだけでなく、洗濯物を干すスペースとして活用したり、室内に直射日光が入りにくくなったりと、さまざまなメリットがあります。快適な住空間をつくるためにも、庭のスペースに余裕があるときは広めに軒先をつくりましょう。

4.透け感のある花ブロック

花の形のようなくり抜きがあるブロックを「花ブロック」と呼びます。花ブロックを塀に取り入れると、外観からミッドセンチュリー感を醸し出すことが可能です。さまざまなくり抜きがあるので、好みのものを選んで取り入れてみましょう。


また、くり抜きのないブロックと比べると、開放感があり、庭が明るくなるというメリットがあります。塀の裏に死角が生じにくくなるので、防犯上も優れているといえるでしょう。

5.木を活かした外壁

木目を活かした外壁にすることで、ミッドセンチュリー感を出すことができます。特に白くペイントした木を横に並べたスタイルは、アメリカの50年代、60年代を彷彿とさせる印象的な外壁です。


木の外壁は腐りそうで不安という方は、木目調のサイディングボードを選ぶことも検討してみましょう。メンテナンスがしやすく、なおかつ木材よりも低価格なものも多いです。




ミッドセンチュリーな家具の選び方

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すでに住宅を建てた方も、家具の選び方を工夫することでミッドセンチュリー感を出すことができます。次の4つのポイントに注目して、ミッドセンチュリーの雰囲気のある空間をつくっていきましょう。


  • アメリカンダイナーをイメージしたチェア

  • ダークブラウン系の木製家具

  • 個性的なファブリック仕様の家具

  • プラスチックやアウトドア用品も取り入れる


アメリカンダイナーをイメージしたチェア

アメリカのダイナーに置いてあるようなカラフルなチェアをいくつか置いてみてはいかがでしょうか。座面がビニール張りになっていたり、脚部分以外がプラスチックでできていたりすると、さらにミッドセンチュリー感が出るでしょう。ダイニングのチェアとしてもおすすめですが、キッチンカウンターにひとつ、ふたつ置くのもおすすめです。

ダークブラウン系の木製家具

木製家具を置くなら、ウォルナット材などのダークブラウン系がおすすめです。フローリングをダークブラウン系にしている場合は統一感も生まれ、カラフルな家具を置いても、部屋全体がごちゃごちゃした印象になりにくいでしょう。また、ダークブラウン系は大抵の色と喧嘩せずに馴染むので、和テイストの空間でもしっくりと落ち着きます。

個性的なファブリック仕様の家具

ダークブラウン系でシックな空間をつくるのも素敵ですが、アクセント的に個性あふれるファブリック仕様の家具を置くことも素敵です。ミッドセンチュリーの時代にはサイケデリックなデザインも流行ったので、サイケ調のファブリックを選んでみてはいかがでしょうか。まずはチェアやソファー、ラグなどに部分的に取り入れてみましょう。

プラスチックやアウトドア用品も取り入れる

ミッドセンチュリーの時代には、プラスチック製の家具や小物がたくさんつくられました。色の種類も多いので、空間に統一感を出したいときやパンチが欲しいときにもぜひ活用してください。


また、アウトドア用品を室内で使うことでもミッドセンチュリーの雰囲気を出すことができます。折りたたみチェアを置いたり、ランタンなどでアクセントを付けたりするのもおすすめです。





流行に流されないおしゃれな家を作ろう

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「ミッドセンチュリーはカラフルで曲線的」という言葉だけ聞くと、インテリアやエクステリアに取り入れるのは難しそうに感じるかもしれません。しかし、実はバリエーションが豊富で時代に流されない普遍的なデザインのため、簡単に取り入れることが可能です。



この記事でご紹介した施工事例はこちら。
ミッドセンチュリーが漂う家|インゾーネの家







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