家づくりコラム
2021年12月24日
デザイナーズハウスに札幌で住む方法!こだわりの家を建てる手順を解説
札幌でおしゃれなデザイナーズハウスに住むために知っておくことをまとめました。デザイナーズハウスの定義から建て方、見学する方法まで紹介するので、ぜひ参考にしてください。また、ぜひ一度見ておきたいモデルハウスも紹介します。
デザイナーズハウスとは?3つの定義
デザイナーズハウスには決まった定義はありません。デザインが個性的でおしゃれな雰囲気であれば、デザイナーズハウスと呼ぶことがあります。一般的には次の3つの条件を満たす住宅をデザイナーズハウスと呼ぶことが多いです。
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建築家によるオーダーメイドハウス
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依頼主の価値観や好みが反映されている
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唯一無二のおしゃれさがある
1.建築家によるオーダーメイドハウス
おしゃれなデザインであっても、建売住宅のようにすでに建築された状態で販売されている家は、デザイナーズハウスと呼ばないことが一般的です。反対に、オーダーメイドで建てる住宅、建築家に依頼して建てる住宅であれば、デザイナーズハウスと呼べるでしょう。
ただし、住宅メーカーの中には著名な建築家がデザインした建売住宅を「デザイナーズハウス」として販売していることもあります。その場合は、建売住宅もデザイナーズハウスのカテゴリーに入るといえるでしょう。
2.依頼主の価値観や好みが反映されている
デザイナーズハウスには、依頼主の価値観や好みが反映されていることが多いです。例えば屋根から壁までオールホワイト、オールブラックのように色味を統一した住宅や、フランスのアパルトマンのようにおしゃれな出窓がついた住宅などもあります。
その他にも、「犬が楽しく暮らせる家」や「アルプスの山小屋のような家」「ハリウッドスターが住んでいそうな家」など、依頼主の個性が反映されていればデザイナーズハウスだと考えられるでしょう。
3.唯一無二のおしゃれさがある
よくあるおしゃれな住宅ではなく、唯一無二の個性的なおしゃれな住宅は、デザイナーズハウスと呼ばれることがあります。ポーチにカラフルなモザイクタイルを埋め込んだり、表札が手作りであったり、庭にログハウスが建ててあったりと、ありきたりではないおしゃれな工夫がしてある住宅は、家主や家族が建築家と相談して作り上げたデザイナーズハウスの可能性が高いです。
デザイナーズハウスを建てる手順
工務店や住宅メーカーの中には「デザイナーズハウス」という名前の建売住宅を販売していることがあります。好きなデザインがあれば良いのですが、思うようなデザインがないときは、一から作り上げていきましょう。次の2つのステップであなただけのデザイナーズハウスを完成させてください。
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理想に近い住宅を探す
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建築家と話し合う
1.理想に近い住宅を探す
まずは理想に近い住宅を探します。「このような住宅を建てたい」という理想があっても、デザイナーにも得意不得意があるため思うような住宅を実現できないかもしれません。まずは既存の住宅から好みのものを見つけ、その住宅をデザインした建築家と話し合いましょう。
工務店や建築事務所に出向き、過去のデザインを見せてもらうことで、理想に近い住宅が見つかるかもしれません。また、街を散歩しているときに、理想に近い住宅に出会うこともあります。少し勇気は要りますが、どこに依頼したのか家主に尋ねてみましょう。
2.建築家と話し合う
理想に近い住宅を建てた建築家を見つけたら、住宅建築を依頼しましょう。十分に話し合いを重ね、理想を現実にします。細かなこだわりもすべて説明し、実現可能なのか、また、実現するためにはどの程度の費用がかかるのか尋ねておきましょう。
思ったよりも費用がかかる場合、あるいは建築家の提案が自分のアイデアよりも良いと思える場合は、臨機応変にデザインを変えていきます。納得いくまで話し合い、あなただけの個性を発揮できる住宅を完成させましょう。
満足できるデザイナーズハウスを建てるための5つのコツ
建築家と時間をかけて話し合うことで、満足できる住宅を建てることができます。しかし、単に話し合えば良い住宅が完成できるのではありません。デザイナーズハウスを建てるときに押さえておきたいコツを5つ紹介するので、ぜひ参考にしてください。
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デザイン性だけでなく実用性も重視する
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一般的な相場よりも少し多めの予算を準備
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余裕を持った建築期間を見ておく
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住宅に合った家具を選ぶ
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こまめなメンテナンスで住宅を長持ちさせる
1.デザイン性だけでなく実用性も重視する
デザイナーズハウスというとデザインだけに注目してしまいがちですが、実用性にも注目し、暮らしやすい住宅を完成させましょう。デザインと実用性が両立しないときは、建築家のアイデアを参考に実用性重視でデザインを決めます。何十年も暮らす住宅ですから、暮らしにくいのはNGです。建築家と納得できるまで話し合いましょう。
2.一般的な相場よりも少し多めの予算を準備
建売住宅とは異なり、一からデザインする住宅は建築家への報酬が含まれるため高くかかります。また、建売住宅では資材もまとめて製造・加工するため単価が安くなりますが、デザイナーズハウスでは住宅に合わせて資材を準備したりカッティングしたりするため、どうしても単価が高くなってしまうでしょう。坪あたりの単価も割高になるので、多めに予算をとっておきます。
3.余裕を持った建築期間を見ておく
デザイナーズハウスでは、一からデザインして資材を準備し、細かなところまでオリジナリティを発揮して作り上げるため、建築期間が長くなります。建築家との話し合いにどの程度かかるかにもよりますが、家を建てようと思ってから完成までに1年ほどかかることも珍しくありません。また、思うような土地が見つからないときは、さらに時間がかかることもあるでしょう。
4.住宅に合った家具を選ぶ
住宅が完成しても、デザイナーズハウスが完成したとはいいません。住宅に合う家具を組み合わせることで、理想を形にしたデザイナーズハウスが完成したといえるでしょう。
インゾーネの家では、間取りや設備を決める以上に家具の選択を重視しています。シンプルモダンな住宅であれば、そのシンプルさやモダンスタイルを引き立てる家具を合わせることができるでしょう。インゾーネの家のモデルハウスでは、さまざまな家具の組み合わせを実際にご覧いただけます。ぜひ参考にしてください。
5.こまめなメンテナンスで住宅を長持ちさせる
お気に入りの住宅を良好な状態で長持ちさせるためにも、こまめなメンテナンスは不可欠です。毎日の掃除に加え、時折はプロの手を借りてハウスクリーニングをするのも良いかもしれません。時間をかけて完成させたデザイナーズハウスに、長く、そして家族みんなで快適に暮らし続けるためにも、丁寧にメンテナンスをしていきましょう。
インゾーネの家でこだわりの住宅をつくろう
インゾーネの家は規定のスタイルがあるため、厳密にはデザイナーズハウスとはいえないかもしれません。しかし、個性的かつおしゃれ、洗練されたデザインを求める方であれば、きっと気に入っていただけるこだわりのデザインです。
また、家具との組み合わせにこだわっているのも、インゾーネの家の特徴といえるでしょう。ぜひモデルハウスにお越しいただき、インゾーネの家のデザイン性と実用性、そして何よりインゾーネの家ならではの世界観を感じてください。