家づくりコラム
2022年01月14日
グレーのクロスでワンランク上のおしゃれ空間を!取り入れるコツを紹介
グレーのクロスを取り入れることで、ワンランク上のおしゃれな空間を演出できます。グレーの色味の選び方や部屋ごとの合わせ方などについてまとめました。トレンドを抑えつつシックなインテリアを目指したい方は、ぜひご覧ください。
グレークロスでおしゃれさアップ!使い方を紹介
部屋のもっとも広い部分を占める壁は、部屋の印象を左右するパーツです。つまり、どんなクロスを選ぶかによって部屋のイメージは大きく変わります。
クロスのカラーで迷ったときは、グレーを選んでみてはいかがでしょうか。部屋全体が一気におしゃれで洗練された雰囲気になります。グレークロスの2つの使い方を見ていきましょう。
全面に使う
グレークロスを全面に使うことで、部屋全体がシックで落ち着いた雰囲気になります。すべての壁に同じクロスを張るのであれば、暗くなり過ぎないライトグレーがおすすめです。ライトグレーといっても明るさや質感、パターンは豊富にあるので、家具や部屋の雰囲気にしっくりと合うものを選択しましょう。
また、グレーは白と黒の中間色だけではありません。ブルーやグリーン、ピンクなどの色味が入ったものもあります。色味によって似合う家具も変わるので、慎重に選びましょう。
アクセントクロスとして使う
部屋全体ではなく、特定の壁だけ、あるいはテレビボード付近などの特定の部分だけにグレークロスを張ることもできます。アクセントクロスとして使うときは、インパクトの強い大胆な柄や濃い色、特徴のある質感のものを選ぶと、部屋が垢ぬけた雰囲気になるでしょう。また、部屋全体のメインカラーからワントーン濃いものをアクセントクロスとして選べば、視線が集中して自然と奥行きのある空間に見えます。
グレークロスのおすすめの取り入れ方
グレークロスを取り入れるときは、部屋の目的や雰囲気に合ったものを選ぶようにしましょう。壁だけ悪目立ちしてしまうと、おしゃれからは離れた印象になってしまうかもしれません。
リビングと寝室、キッチン、トイレ・洗面所の4つの部屋に分けて、グレークロスを取り入れるアイデアを紹介します。ぜひ参考にして、ワンランク上のおしゃれ空間を作っていきましょう。
【リビング】グレークロスの濃淡で奥行きを演出
リビングは、家の中でも広い面積を占める空間です。その分、同じ色のクロスを張ってしまうと、がらんとした寂しい雰囲気になってしまうことがあります。特に白黒しか入っていないシンプルなグレーやブルーグレー、グリーングレーなどの寒色系のクロスを選ぶと、寂しさが強調され、リビングで演出したい温かみを感じにくくなるでしょう。
リビングなどの広い空間にグレークロスを用いるときは、ワントーンでまとめるのではなく、濃淡2色を選ぶことをおすすめします。部屋の奥側を濃い目のグレー、広い部分を一段明るいグレーにすれば奥行きを演出でき、単に広いだけでなく立体感のある空間が完成するでしょう。
濃さに差があれば、より個性的な空間に仕上がります。落ち着いた雰囲気を引き出したいときは、濃さの差をごく微妙なレベルに調整しておきましょう。
【寝室】ブルーグレーで落ち着いた空間に
寝室には、眠りを誘うような色合いのクロスがおすすめです。とはいえ色味が入っていないライトグレーやダークグレーでは暗い雰囲気になってしまい、気分が沈んでしまうかもしれません。
安心感を演出できるブルーグレーを選べば、寝室が落ち着いた雰囲気になります。ブルーグレーにもさまざまなカラーがあるので、家具やベッドリネンに合わせて選びましょう。また、模様が入ったクロスもおすすめです。
ブリティッシュな雰囲気の植物系のパターンなら、深い森にいるかのような空間を演出できるでしょう。また、幾何学的なパターンを選べば、ミッドセンチュリー調のポップな雰囲気に仕上がります。
【キッチン】濃い目のグレーでスタイリッシュに
家電も多いキッチンは、濃い目のグレークロスを選ぶことで統一感が生まれ、スタイリッシュに仕上がります。キッチンが広い場合はアクセントクロスとして濃いグレーを配置したり、コンパクトなキッチンであれば空間全体をダークグレーでおしゃれに引き締めることができるでしょう。
キッチンは油や水が飛んで汚れやすい空間ですが、クロスにダークカラーを選べば汚れが目立ちにくくなる点もメリットです。
【トイレ、洗面所】大胆な柄物でおしゃれに
トイレや洗面所は空間が広くない分、遊び心を発揮できる場所です。大胆な柄物や凹凸がはっきりとしたグレークロスを選び、おしゃれでポップな空間に仕上げてみましょう。
トイレの奥側の壁と手前の壁をグレーの濃淡で張り分け、狭い空間を奥行きのあるように見せることもおすすめです。床もグレートーンの人造大理石にすれば、より統一感のある洗練された空間に仕上がります。
グレークロスを選ぶときの4つのポイント
さまざまなクロスメーカーが多彩なグレークロスを販売しています。カラーだけでなく質感やデザインも多くあり、選びづらいと感じるかもしれません。どのグレークロスにしようか迷ったときは、次の4つのポイントに留意してみましょう。
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ダークな色調でメリハリをプラス
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全面に使うなら淡い色長がおすすめ
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ブルーやグリーンの色味をプラスすると優しい印象
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北欧・ナチュラルスタイルと好相性
1.ダークな色調でメリハリをプラス
アクセントクロスとしてグレークロスを使いたい場合は、ダークな色調のものを選ぶと、メリハリが生まれ、空間が引き締まった印象になります。とはいえ周囲のクロスとの色感があまりにも違うと、浮いた印象になることがあるので注意しましょう。アクセントクロスにダークグレーを使うときは、周囲のクロスもグレーニュアンスのカラーを選ぶと馴染みやすくなります。
2.全面に使うなら淡い色調がおすすめ
部屋全体に同じクロスを張るときは、淡い色調のグレークロスがおすすめです。淡い色といってもさまざまなニュアンスがあるので、空間に合うカラー、デザイン、質感のグレークロスを選びましょう。
3.ブルーやグリーンの色味をプラスすると優しい印象
グレークロスというとモノトーンの無機質なイメージが強いかもしれません。しかし、ブルーやグリーンの色味をプラスしたグレークロスを選ぶと、自然の中にあるグレーカラーに近づき、より優しく温かな印象になります。子ども部屋にもおすすめです。
4.北欧・ナチュラルスタイルと好相性
グレークロスは北欧スタイルの家具や、オーク材やパイン材などを多用したナチュラルスタイルの家具とも相性が抜群です。北欧スタイル・ナチュラルスタイルに真っ白なクロスを合わせるのも素敵ですが、グレーニュアンスが入ったクロスを選ぶことで、家具がワンランクラグジュアリーな印象に変わります。ぜひお試しください。
グレーのクロスで洗練された空間を作ろう
グレークロスを使うだけで、室内が一気に洗練された雰囲気になります。クロスは白しか使ったことがない方も、グレークロスにチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
「グレークロスに興味はあるけれど、イメージがつかみにくい」、また、「家具との相性がわからない」とお感じの方は、ぜひ札幌市内・近郊にあるインゾーネの家のモデルハウスにお越しください。さまざまなニュアンスのあるグレークロスをご覧いただけます。