家づくりコラム
2022年03月03日
リゾートスタイルのインテリアを実現する!5つのポイントを解説
リゾートスタイルのインテリアにすると、リラックスできる空間を作り出せます。ただし、さまざまな種類があるため、それぞれの特徴を理解することが大切です。
本記事では各スタイルを紹介した上で、リゾートスタイルのインテリアを実現するためのポイントを解説します。
リゾートスタイルの魅力は開放感
そもそもリゾート(resort)とは、避暑や行楽などのための土地のことです。また、リゾートスタイルのインテリアは、自宅で工夫を凝らして各リゾート地のような雰囲気を再現することを意味します。
リゾートスタイルの魅力は、開放感です。リゾートスタイルを実現すれば、自宅でくつろいだり、自宅を訪れたゲストに快適な空間を提供したりできるでしょう。
リゾートスタイルのインテリア代表例4つ
リゾートは世界各地に存在するため、さまざまなリゾートスタイルが存在します。そのため、リゾートスタイルのインテリアを実現する際には、各スタイルの特徴を把握しておくことが大切です。
代表例として、アジアンリゾート、西海岸リゾートやハワイアンリゾート、南仏や地中海リゾート、アーバンリゾートなどが挙げられます。それぞれの特徴や近づけるためのコツを確認していきましょう。
1. アジアンリゾート
アジアンリゾートスタイルは、タイのプーケットやバリ島、マレーシアのランカウイ島など、東南アジア各地のリゾートホテルの雰囲気を再現したものです。アジアンリゾートを実現するためには、まず色にこだわりましょう。
ダークブラウンを基調とし、白やベージュ、緑なども取り入れることがポイントです。東南アジア原産の植物も、雰囲気演出に一役買ってくれます。
2. 西海岸リゾート・ハワイアンリゾート
西海岸リゾートスタイルはアメリカ西海岸を再現したインテリアです。古材やサーフボードを活用したり、青色を多く取り入れたりすることで雰囲気を近づけられます。
ハワイアンリゾートスタイルは、日本人にも人気のリゾート地、ハワイの雰囲気を表現したものです。ハワイの自然を表現するため、ダークブラウンの家具や白を取り入れましょう。ウクレレを飾ることもポイントです。
3. 南仏・地中海リゾート
南仏リゾートスタイルは、ニースなど南フランスのリゾート地を表現しています。特に開放感を重視しているため、間取りでリビングを広くとることがポイントです。
同じくヨーロッパの地中海リゾートスタイルでは、ギリシャのリゾート地、サントリーニ島の雰囲気を再現しています。部屋に用いるカラーは白と青色を基調として、サントリーニ島内の建物の外観のようにしましょう。
4. アーバンリゾート
アーバンリゾートスタイルとは、都会(アーバン)の部屋をホテルのスイートルームのようにくつろげるようにしたものです。現代的でスタイリッシュな雰囲気にするため、部屋のインテリアはダークブラウンやモノトーンを基調とします。
高級な小物や雑貨を置くことで、洗練された部屋にすることもポイントです。広々とした空間にするため、余計なものは置かないようにしましょう。
リゾートスタイルを実現する5つのポイント
どのリゾートスタイルを目指すにしても、共通して心がけておきたいポイントがあります。具体的には、自分が目指すテーマを設定する、家具にこだわる、配置に注意する、カラーコーディネートを意識する、カーテンや小物アイテムにも気を配るの5点です。
早速自宅をリゾートスタイルにできるように、各ポイントについて詳しく解説します。
1. 自分が目指すテーマを設定する
すでに紹介したように、同じリゾートスタイルでも種類によって使う色やアイテムが少し異なります。そのため、何も考えず単にリゾート風の小物や家具を室内に置いていくだけでは、統一感がなく落ち着かない雰囲気の部屋になるでしょう。
「リゾート」という漠然としたものではなく、どこの国のどんな雰囲気のリゾートにしたいのか、あらかじめ自分が目指すテーマを設定することが大切です。
2. 家具にこだわる
家具ひとつで、室内の印象が大きく変わります。インテリアショップや家具店なら、リゾートスタイル向けのベッドやソファが見つかるので、家具にこだわってみましょう。
特に、自然素材のアイテムを選ぶのがポイントです。また、比較的高さが低い家具を置くことで、天井が低い日本の室内でも開放的なリゾート感を演出できます。
3. 配置に注意する
リゾートスタイルには、家具や小物などの配置も重要です。例えば、ソファを窓に向かって設置すれば、外の景色を眺めながらゆったりとした時間を過ごせます。
さらに、ホテルの一室を参考にしつつ、寝室のベッドを左右対称に置くこともポイントです。また、全体的に広く見せるために生活動線に物を置かないようにしましょう。
4. カラーコーディネートを意識する
室内の色選びがリゾートスタイルの鍵を握ります。あらかじめ決めておいたテーマに沿って、統一感のあるカラーコーディネートを意識しましょう。
予算の問題から内装や家具の色を統一するのが難しければ、クッションカバーやソファカバーラグマットなどの色を意識的に変えるだけでも、リゾートホテルのような雰囲気を演出可能です。
5. カーテンや小物アイテムにも気を配る
カーテンは幅も取るため、室内の雰囲気づくりに欠かせません。色や柄はテーマによって異なりますが、いずれにしても自分が落ち着けるカーテンを選ぶことが大切です。
また、小物アイテムも重要な役割を果たします。西海岸スタイルのサーフボード、ハワイアンスタイルのウクレレのように、ネットや雑誌でそのスタイル・地域にあったアイテムを探してみましょう。
インゾーネのリゾートスタイル事例
札幌市に拠点を構えるトータルインテリアショップのinZONE(インゾーネ)では、インテリアと一緒に考える新築一戸建てを提案しており、施工事例も豊富です。実際に、リゾートスタイルを追求した施工もしてきました。
ここでは、ナチュラルなリゾートホテルインテリアやアジアンリゾートインテリアの施工事例を紹介します。
ナチュラルなリゾートホテルインテリア
リゾートをテーマに、明るくおしゃれな雰囲気を演出しました。LDKとフリールームが一つになる開放的な大空間にしているため、リゾートホテルに滞在しているようにゆったりとくつろげます。
日差しあふれるリビングの壁材には住宅内の湿度を調整できる「エコカラット」を使用しており、空気まで気持ちよく感じられることもポイントです。
HACO BASIC No.19 日差しを浴びて、ゆったりと寛いで。この家は、毎日がリゾート気分。
アジアンリゾートインテリア
休日に愛犬とゆっくりと過ごせるアジアンリゾートインテリアを追求しました。シンプルかつモダンなデザインで、窓から差し込む太陽の光も心地よいです。
まるで茶室のような和室も備えているため、大切なゲストを存分にもてなせます。さらに、大容量のクローゼットや掃除がしやすいパントリーがあるため、機能性も高いです。
HACO BASIC No.14 人が集い、ペットとくつろぐ。太陽の光たっぷりのリゾートライフ
工夫次第でリゾートスタイルの物件に住める
リゾートスタイルの物件に住めば、開放感がありゆったりとくつろげます。家具にこだわり、配置やカラーコーディネートを意識するなどの工夫次第で、札幌市内でもリゾートスタイルの物件に住むことが可能です。