家づくりコラム
2022年03月17日
インテリアコーディネートを依頼する3つのメリット!自分でするコツも紹介
インテリアコーディネートを専門家に依頼することで、部屋に統一感が生まれ、理想を現実にすることができます。他にもどのようなメリットがあるのか、また、自分でコーディネートするときのコツについても見ていきましょう。
インテリアコーディネートを依頼する3つのメリット
インテリアコーディネートは自分ですることもできます。好きな家具や内装を組み合わせれば、自分のセンスで素敵な空間を生み出せるでしょう。しかし、専門のインテリアコーディネーターに依頼することで次のようなメリットが得られます。
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空間に統一感が生まれる
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理想を形にできる
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予算内で仕上げられる
それぞれのメリットについて詳しく見ていきましょう。
1.空間に統一感が生まれる
インテリアコーディネーターは、単に気に入った家具を並べるのではなく、全体的なバランスを見ながら家具や小物、ラグなどを配置していきます。また、家具だけでなく、壁紙や照明などのさまざまなアイテムを活用して統一感が生まれるようにアレンジするので、空間全体がひとつの作品のようにまとまりのあるものになるでしょう。
2.理想を形にできる
インテリアコーディネーターは豊富な経験に基づき、依頼主の理想を形にしていきます。「春風のような爽やかなイメージ」「家族で過ごしやすい温かみのある空間」などの抽象的な言葉でも、インテリアコーディネーターは依頼主が本当に求めているものを見抜き、形にしていくことが可能です。万が一、イメージとずれがあっても修正してもらえるので、率直に感想を伝えるようにしましょう。
3.予算内で仕上げられる
インテリアコーディネーターはさまざまなインテリア関連の商品について精通しているので、どれとどれを組み合わせればしっくりとくるのか、豊富なアイデアを持っています。同じようなイメージでも、予算に合わせて組み合わせるアイテムを変えるので、予算内で仕上げることが可能です。
また、インテリアコーディネーターはインテリア関連のショップから割引価格で購入できることがあるので、個人的に購入するよりもお得な価格になることがあります。インテリアコーディネーターに支払う報酬を加えても、トータルで見れば安く仕上がることもあるので、ぜひ相談してみましょう。
依頼するときの注意点
インテリアコーディネーターに依頼すると、部屋がおしゃれになるだけでなく、統一感が生まれる、予算内に仕上がるなどのメリットがあります。しかし、インテリアコーディネーターに依頼さえすれば、理想通りの空間が生まれるのではありません。次の2つのポイントに留意した上で、インテリアコーディネーターに依頼する必要があります。
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どのようなイメージにしたいか決めておく
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予算を決めておく
それぞれについて詳しく解説します。
どのようなイメージにしたいか決めておく
具体的にどのような家具や壁紙にしたいのかまでは決める必要はありませんが、どのようなイメージにしたいかについては明確に決めておく必要があります。
どんなに経験豊富で優秀なインテリアコーディネーターでも、家族が異なるイメージを持っているときには、皆が満足できるインテリアに仕上げることができません。リビングやキッチン、玄関などの家族みんなが使う空間に関しては、家族で話し合い、具体的なイメージを共有しておきましょう。
言葉として表現することが難しいときは、雑誌の切り抜きやインターネットの画像などでインテリアコーディネーターに伝えることもできます。より具体的に伝わるので、完成後のイメージ違いを回避できるでしょう。
予算を決めておく
予算を決めておくことも大切です。家具や壁紙、カーテンなどのインテリア関連のアイテムは価格差が大きく、予算を決めないと驚くような高額になってしまうかもしれません。
あまり予算がないときは、手持ちの家具と組み合わせることで費用を抑えられます。また、照明やラグなども使えるかもしれません。正直に予算をインテリアコーディネーターに伝え、どうすれば費用を抑えられるのか相談してみましょう。
自分でインテリアコーディネートするコツ
インテリアコーディネーターに任せずに、自分でインテリアコーディネートすることもおすすめです。より独創的かつ個性的なインテリアに仕上がるかもしれません。次の5つのポイントに留意すると失敗を回避しやすくなります。
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真似したいアイデアを集める
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図面にインテリアの配置を書き込む
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家具のサイズを正確に測る
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無理のない生活動線か確認する
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メインの家具に小物を合わせる
それぞれのポイントを詳しく解説します。
真似したいアイデアを集める
インテリアが好きで、豊富なアイデアを持っている方でも、より多くのアイデアに触れることで、さらに素敵なアイデアが生まれます。
雑誌やインターネットを通じて、インテリア関連のアイデアを集めてみましょう。真似したいものや参考にしたいものなどが多数見つかるかもしれません。どのメーカーの家具や照明、素材なのか、詳細な情報を提供しているサイトもあります。
図面にインテリアの配置を書き込む
好みの家具や照明などのアイテムを選ぶだけでは、理想のインテリアには仕上がりません。どのように配置するのか図面に書いて、具体的にイメージをつかんでみましょう。
家具のサイズを正確に測る
図面に書き込むときは、家具の大きさにも注意が必要です。家具のサイズを正確に測り、図面にサイズを反映させた状態で描き込みましょう。
また、ダイニングテーブルやソファーテーブルなどは高さも正確に測り、図面に描き込みます。高さを明確にしておくことで、照明とのバランスを計算しやすくなるでしょう。
無理のない生活動線か確認する
インテリアコーディネートとは、室内の見た目を美しくすることだけを指すのではありません。生活しやすい空間に仕上げることも、インテリアコーディネートのポイントです。
家具を配置した後、無理のない生活動線になるのか、頭の中でシミュレーションしてみましょう。ダイニングチェアとカウンターの間の間隔が狭く、通りづらいかもしれません。家事や朝の準備などをシミュレーションし、生活しやすい動線になっているのか確認してみましょう。
また、ドアを開けたときにベッドが見えて、生活感が出すぎるなどの可能性もあります。さまざまな角度から図面をチェックし、理想のインテリアを完成させていきましょう。
メインの家具に小物を合わせる
インテリアの組み合わせに悩んだときは、メインの家具を決めて、その家具にラグや小物を合わせていくようにすると統一感が出やすくなります。各部屋にメインの家具を決め、その家具を中心にコーディネートを進めていきましょう。
リビングなどの広い空間は、メインの家具が複数あると小物を決めやすいかもしれません。全体的に統一感を作りつつも、あえて外しのアイテムやカラーをアクセント的に入れるのも面白いでしょう。
インテリアも家づくりの大切な要素!プロと一緒に考えよう
インテリアは家づくりの大切な要素です。どんなに素敵な家でも、インテリアがしっくりと来ないときは快適な居心地とはならない可能性があります。また、生活動線に問題があるときも、暮らしにくいと感じるかもしれません。
インテリアコーディネートに迷ったときはプロに依頼してみましょう。ぜひインゾーネにもご相談ください。お客さまのご希望に合わせたインテリアをご提案いたします。