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家づくりコラム

2022年07月30日

スタディスペースは作るべき?後悔しない作り方のポイントを紹介


スタディスペースを作ったものの後悔している方も少なくありません。どのような点が後悔につながっているのか解説し、満足できる作り方について解説します。またスタディスペースを作るべきかどうかを判断するポイントについても見ていきましょう。



スタディスペースを作って後悔するケース


スタディスペースとは、勉強や作業をしたりするための場所です。勉強部屋とは異なり、一つの部屋として区切らないため、家事をしながら子どもの勉強を見たり、子どもの様子を見ながらテレワークをしたりする空間として活用できます。


しかし、スタディスペースを作って後悔するケースも少なくありません。よくあるケースとしては次の4つが挙げられます。


  • 子どもが大きくなって使わなくなった

  • 狭すぎて他の用途に活用しづらい

  • 思ったよりも勉強がはかどらない

  • リビングが片付いていないように見える


それぞれどのような後悔が生じるのか、具体例を挙げて見ていきましょう。


子どもが大きくなって使わなくなった

子どもの勉強スペースとして作ったものの、中学生、高校生になり、個室で勉強をするようになって、スタディスペースを使わなくなってしまうことがあります。机に使わないものを乗せたりするとより一層使いづらくなり、何にも利用できない無駄な空間になってしまうことも少なくありません。


また、子どもの背に合わせて低めの机、椅子を選ぶと、使いたくても使えなくなってしまうことがあります。他の用途にも有効活用するためにも、大人も使えるような高さ・大きさの家具を選ぶようにしましょう。


狭すぎて他の用途に活用しづらい

スタディスペースは、リビングや廊下などのちょっとした場所に作ります。しかしスペースがあまりにも狭いと、勉強以外の用途に活用しづらくなるかもしれません。


例えば、一つしか椅子を置けないほどの狭さの場合、親子や兄弟、友人と勉強するスペースとしては活用できないでしょう。またパソコン一台なら置けても、資料を置くスペースがないと、テレワークの場所としても活用しづらくなります。


思ったよりも勉強がはかどらない

スタディスペースは勉強をすることを目的とした場所ですが、実際に座ってみると、色々なものが目に入って集中しづらいということがあります。例えば、リビングの片隅にスタディスペースを作る場合、椅子を配置する方向によってはリビング全体が目に入り、他の家族やテレビなどが気になるかもしれません。


また、音が気になって勉強がはかどらないケースも考えられます。例えば、リビング以外にも、吹き抜けの上などの他の空間の音が響きやすい場所にスタディスペースを設置すると、生活音などが気になり、勉強に集中できないことがあるでしょう。


リビングが片付いていないように見える

スタディスペースをリビングの入り口に作ると、リビングに出入りするたびにスタディスペースが目に入ってしまいます。スタディスペースに勉強道具や本、資料などを放置していると、リビング全体が整理できていない印象になることもあるでしょう。また、スタディスペースがあることでリビングが分断され、空間が狭く見える可能性もあります。


後悔しないスタディスペースの作り方


後悔しないスタディスペースを作るためにも、次の4つのポイントに留意しましょう。


  • 集中できる場所に配置する

  • コンセントや光コンセントを設置する

  • 収納スペースを作る

  • 広すぎないようにする


それぞれのポイントについて解説します。


集中できる場所に配置する

スタディスペースは、勉強や仕事、作業などをするための場所です。集中できることが前提となるため、周囲の様子が気にならないように配慮して場所を決めましょう。


例えば、机を壁に向けて設置すると、椅子に座った状態では周囲が目に入りにくく、勉強などに集中しやすくなります。また、リビングが狭めのときは、家族の声などが気になるのでスタディスペースを配置しないほうが良いかもしれません。


コンセントや光コンセントを設置する

勉強や作業をするときには、電気スタンドやパソコンなどの電気機器も使用します。また、テレワークをするときには、パソコンに加えて、ファックスやコピー機、スマートフォンの充電スタンドなども必要になるでしょう。十分な数のコンセントを準備し、電気機器を使えるようにしておくことが必要です。


また、テレワークをするときには、Wi-Fiでは安定したインターネット環境を確立できないことがあります。他のインターネットデバイスを使用することも考慮に入れ、光コンセントを利用できるようにしておきましょう。


収納スペースを作る

スタディスペースにちょっとした収納があると、勉強や仕事をしないときには本や文房具などを片付けることができ、空間をすっきりと見せることができます。


また、他の場所から勉強や仕事に必要なものを持っていく必要がなくなるので、より気軽にスタディスペースを利用できるようになるかもしれません。本棚を取り付けること、引き出しのついた机を選ぶことなどにより、収納スペースを確保しましょう。


広すぎないようにする

スタディスペースが狭すぎると勉強以外の用途に使いづらくなりますが、広すぎるのもおすすめできません。スペースが広いと使わないものを置くようになり、勉強や仕事に使いづらくなったり、集中しづらくなったりすることもあります。




スタディスペースを作るか迷ったときは?


新築住宅を建てる際にスタディスペースを作るか迷ったときは、次の2点を検討してみましょう。


  • 子どもの勉強弁場を見守る必要があるか

  • 他の用途に使えるか


それぞれ具体的に何を考慮すべきか、解説します。


子どもの勉強を見守る必要があるか考える

スタディスペースは、子どもの勉強を見守るためにリビングに設置することが一般的です。しかし、子どもが十分に大きく、個室で勉強することが多いときや見守りを必要としないときは、スタディスペースを作る必要はないと考えられます。


とはいえ、スタディスペースは子どもの勉強専用のスペースではありません。大人のためにスタディスペースを作り、本を読んだり家計簿をつけたりする場所として活用することもできます。また、テレワークをすることが多い方も、書斎代わりにスタディスペースを検討できるかもしれません。


他の用途に使えるか考える

子どもがリビングで勉強する時期は、そう長くないかもしれません。また、現在はテレワークをしている方も、将来的にはオフィスで働き、自宅に仕事を持ち込まない可能性があります。


スタディスペースを作るときには、子どもの勉強やテレワーク以外にも使えるか検討することが大切です。多用途に使えるのであれば、スタディスペースを作っても後悔することはないでしょう。


例えば、キッチンのそばにスタディスペースを作るなら、お菓子や凝った料理を作るときの作業台として使うことができるでしょう。また日記や家計簿などを日常的に書く習慣がある方であれば、スタディスペースを書くためのスペースとして活用できます。

後悔しない家づくりのためにご相談ください


スタディスペースがあることで、子どもの勉強を見守ることができ、親子の交流を増やせることもあります。また、家計簿などを書く場所、テレワークの場所、読書する場所などとしても活用できるでしょう。


家づくりで迷ったときは、お気軽にインゾーネにお問い合わせください。経験豊かなスタッフが、理想を叶えるご提案をいたします。

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