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家づくりコラム

2022年09月10日

タッチレス水栓のメリットは?後悔しない導入のコツも紹介

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タッチレス水栓を導入することで、水栓に触れずに衛生的に手を洗うことが可能です。その一方で、後悔したという声も聞かれることがあります。タッチレス水栓のメリットを紹介し、どのように導入すれば後悔を避けられるのか解説するので、ぜひ参考にしてください。



タッチレス水栓の3つのメリット

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キッチンや洗面所などの水栓をタッチレス水栓にすれば、手を使わずに吐水・止水ができます。手間をかけずに手洗いができるようになるため、より衛生的な生活を実現できるでしょう。また、次のようなメリットもあります。


  1. 水栓が汚れにくい

  2. 水栓の閉め忘れを回避できる

  3. 接触感染を防げる


それぞれのメリットについて見ていきましょう。


1.水栓が汚れにくい

料理の下ごしらえをしていると、手が脂や調味料などで汚れてしまうことがあります。そのままボウルや菜箸などを持つと汚れがついてしまうため、こまめに手を洗うことは不可欠です。


通常の水栓であれば水栓自体が汚れてしまいますが、タッチレスなら水栓を汚さず手をきれいに洗えます。また、ガーデニングや砂遊びで泥だらけになった手も、水栓を汚さずに洗うことが可能です。水栓が汚れにくくなることで、家事の負担も大幅に減るでしょう。


2.水栓の閉め忘れを回避できる

注意しているつもりでも、ついうっかりと水栓を閉め忘れてしまうことがあるかもしれません。また、閉めたつもりでも、力が弱くてしっかりと閉められないこともあります。


タッチレス水栓なら手を外すだけで自動的に止水できるため、水栓の閉め忘れを回避できるでしょう。小さなお子さんや手先に力が入りにくい方がいるご家庭にもおすすめです。


3.接触感染を防げる

感染症の中には接触により広まるものもあります。タッチレス水栓なら水栓を触らずに吐水・止水ができ、接触感染の予防にも役立つでしょう。


トイレの手洗い場など、特に衛生的に保ちたい場所も、タッチレス水栓を導入することでより清潔に使うことができるようになります。清潔な暮らしを守るためにも、タッチレス水栓を検討できるでしょう。



タッチレス水栓を後悔する瞬間とは?


タッチレス水栓にはメリットが多くありますが、不便を感じるときもないわけではありません。例えば、次のようなシチュエーションでは、タッチレス水栓を選んだことを後悔する可能性があります。


  • 温度や水圧を変えたいとき

  • 停電のとき

  • センサーが感知しないとき

  • 必要ないのに水が出るとき


それぞれどのような状況なのか、また、どのような不具合が生じるのか解説します。


温度や水圧を変えたいとき

タッチレス水栓の中には、温度や水圧をその場で簡単に変えられないものもあります。手動の水栓であればレバーの角度などでワンタッチで調整できますが、タッチレス水栓の場合、初期設定を変えたり、専用のレバーやボタンを操作したりすることが必要です。


初期設定を変える場合は手間がかかるため、一回ごとに変更するのは難しいかもしれません。「もう少し温かいほうが良いのに」「水圧が高すぎる」などの不満を感じつつ、使い続けることもあるでしょう。


一方、専用のレバーやボタンがあるときは簡単に温度や水圧を変えられるため、初期設定を変えるタイプよりは手間がかかりません。しかし、レバーやボタンはタッチレスでは操作できないため、接触を完全に回避することは難しくなります。


停電のとき

タッチレス水栓のセンサーは、電気で作動します。バッテリー式であれば停電時でも作動しますが、コンセントから電気を確保している場合は停電時には感知せず、吐水・止水ができません。


なお、タッチレス水栓の多くは、停電時にも使用できるように手動での操作に切り替えることができます。いざというときに慌てず対応するためにも、あらかじめ切り替え方法を確認しておきましょう。


センサーが感知しないとき

メーカーや機種によって、センサーの感度は異なります。感度が低いタッチレス水栓を導入してしまうと、思うように吐水・止水ができない可能性があるでしょう。


また、反対にセンサーの感度が高すぎて、水を流したくないときまで吐水してしまうケースもあります。好みの感度のタッチレス水栓を導入するためにも、メーカーのショールームなどでチェックしておきましょう。


必要ないのに水が出るとき

タッチレス水栓は、蛇口の近くに手をかざすと反応します。水を流したいかどうかを判断して吐水しているわけではないため、必要のないときでも水が出る可能性があるでしょう。


例えば、シンクに食器を置いたとき、水栓の周辺を掃除するときなど、吐水以外の理由で蛇口近辺に接触することがあります。必要ないときに何度も水が流れると、タッチレス水栓にしたことを後悔するかもしれません。



後悔せずにタッチレス水栓を導入するコツ


不便を感じることもありますが、総合的に見ればタッチレス水栓は便利かつ衛生的なアイテムです。タッチレス水栓の満足度を高めるためにも、次のコツを意識してみましょう。


  • 温度や水圧をボタンなどで変えられるタイプを選ぶ

  • 切り替え作業なしに手動で利用できるものを選ぶ

  • バッテリー式も検討する


それぞれのコツについて解説します。


温度や水圧をボタンなどで変えられるタイプを選ぶ

温度や水圧を簡単に調整できるタイプを選ぶと、不便さを感じにくくなります。水栓本体や周辺に温度・水圧の調節ボタンやレバーがついているタイプを選ぶようにしましょう。


ただし、ボタンやレバーがついていることで、水栓周りがごちゃごちゃとした印象になる恐れがあります。水栓周りがすっきりとシンプルになることはタッチレス水栓の良さでもあるため、見た目を重視させる場合は、温度や水圧のボタン無しを選ぶのも良いでしょう。


切り替え作業なしに手動で利用できるものを選ぶ

タッチレスでも手動でも使えるタイプの水栓もあります。熱いお湯を出したいときや少量だけ水を流したいときが頻繁にある場合であれば、切り替え作業なしに手動で使えるタイプのものを選ぶようにしましょう。


ただし、切り替え作業なしに手動でできるタイプの水栓は、掃除の手間はタッチレスではない通常の水栓と変わりません。水栓周りの掃除の手間を減らしたい方は、切り替え式のタッチレス水栓を選ぶほうが良いでしょう。


バッテリー式も検討する

タッチレス水栓のセンサーは電気で作動するため、コンセント式かバッテリー式のいずれかとなります。コンセント式であれば充電を気にする必要がないため、ほぼメンテナンス不要で利用することが可能です。


しかし、コンセント式は停電時は電気を確保できないため、センサーが反応しません。停電時もタッチレスで水栓を利用したい方は、バッテリー式を選ぶようにしましょう。


また、タッチレス水栓を後付けする場合も、バッテリー式であれば電気工事不要で導入できます。電気工事がない分、導入費用も抑えられるため、コストが気になる方もバッテリー式を検討しましょう。



タッチレス水栓で快適な暮らしを実現しよう

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停電時や水温・水圧の調整時は少し不便を感じることがありますが、それでもなお利便性と衛生面を追求するならタッチレス水栓はおすすめのアイテムといえます。また、水栓周りがすっきりとするため、デザイン性に優れていることも魅力です。


インゾーネではタッチレス水栓も含めたおしゃれな空間づくりをご提案しています。ぜひお気軽にお問い合わせください。



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