家づくりコラム
2022年10月01日
札幌市で新築・注文住宅を立てる際の坪単価相場とは?市区町村別の坪単価や注意点を解説
注文住宅を新築するときは、坪単価を知っておくと予算を建てやすくなります。札幌市ではどの程度の坪単価で新築住宅を建てられるのか、区単位で紹介するのでぜひ参考にしてください。また、坪単価で住宅価格を概算するときに知っておきたいポイントも説明します。
目次
札幌市の新築住宅の坪単価相場
土地購入ありの場合
土地購入なし(建て替え)の場合
札幌市の区別坪単価相場
札幌市中央区
札幌市北区
札幌市豊平区
札幌市西区
札幌市白石区
札幌市東区
札幌市厚別区
札幌市南区
札幌市清田区
札幌市手稲区
札幌で家を建てる際の坪単価における注意点
坪単価の出し方はメーカーごとに異なる
小さな家ほど坪単価が高くなる可能性がある
札幌市の坪単価はエリアやハウスメーカーごとに異なる!
札幌市の新築住宅の坪単価相場
新築住宅の価格は、住宅の大きさや設備・資材のグレード、依頼するハウスメーカーや工務店によって大きく変わります。おおよその坪単価を理解しておくと、平均的なグレードの設備や資材で住宅を建てるときの目安がわかり、予算を立てやすくなるでしょう。
新しく購入した土地に新築住宅を建てる場合と、すでに所有している土地に新築住宅を建てる(建て替える)場合に分けて坪単価の相場を紹介します。ぜひ予算を立てる際の参考にしてください。
土地購入ありの場合
住宅金融支援機構の「2021年度フラット35利用者調査」によれば、土地を購入して注文住宅を建てる場合の費用は全国平均4,455万円(建築費3,010万円、土地購入費1,445万円)でした。また、敷地面積は平均198.5㎡(60.0坪)であることから、坪単価は74.3万円と計算できます。
ただし、全国平均のデータでは、土地の購入費が1,445万円のため、土地代は1坪あたり約24.1万円です。札幌市の土地価格は1坪あたり56.4万円(2022年)なので、札幌市で60.0坪の土地を購入して3,010万円の建物を建てるとすると、総費用は6,394万円、坪単価は106.6万円かかります。費用が高すぎるときは設備や資材を見直す、狭めの土地を購入するなどの工夫が必要になるでしょう。
参考:住宅金融支援機構「2021年度フラット35利用者調査」
土地購入なし(建て替え)の場合
「2021年度フラット35利用者調査」によれば、すでに土地がある場合の注文住宅の購入費用(建築費のみ)は3,570万円でした。この場合の敷地面積は平均252.3㎡'(76.3坪)であることから、坪単価は46.8万円と計算できます。
札幌市の区別坪単価相場
札幌市で60坪の土地を購入し、2,000万円、2,500万円、3,000万円、3,500万円の建物を建てた場合にかかる費用と坪単価を区ごとに紹介します。予算を立てる際の参考にしてください。
札幌市中央区
中央区の平均地価は1坪あたり200.9万円(2022年)となります。60坪の土地に新築戸建て住宅を建てるときの坪単価は以下のとおりです。
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2,000万円の建物:234.2万円
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2,500万円の建物:242.6万円
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3,000万円の建物:250.9万円
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3,500万円の建物:259.2万円
札幌市北区
北区の平均地価は1坪あたり53.9万円(2022年)となります。60坪の土地に新築戸建て住宅を建てるときの坪単価は以下のとおりです。
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2,000万円の建物:87.2万円
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2,500万円の建物:95.6万円
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3,000万円の建物:103.9万円
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3,500万円の建物:112.2万円
札幌市豊平区
豊平区の平均地価は1坪あたり45.1万円(2022年)となります。60坪の土地に新築戸建て住宅を建てるときの坪単価は以下のとおりです。
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2,000万円の建物:78.4万円
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2,500万円の建物:86.8万円
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3,000万円の建物:95.1万円
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3,500万円の建物:103.4万円
札幌市西区
西区の平均地価は1坪あたり38.6万円(2022年)となります。60坪の土地に新築戸建て住宅を建てるときの坪単価は以下のとおりです。
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2,000万円の建物:71.9万円
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2,500万円の建物:80.3万円
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3,000万円の建物:88.6万円
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3,500万円の建物:96.9万円
札幌市白石区
白石区の平均地価は1坪あたり37.1万円(2022年)となります。60坪の土地に新築戸建て住宅を建てるときの坪単価は以下のとおりです。
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2,000万円の建物:70.4万円
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2,500万円の建物:78.8万円
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3,000万円の建物:87.1万円
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3,500万円の建物:95.4万円
札幌市東区
東区の平均地価は1坪あたり34.8万円(2022年)となります。60坪の土地に新築戸建て住宅を建てるときの坪単価は以下のとおりです。
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2,000万円の建物:68.1万円
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2,500万円の建物:76.5万円
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3,000万円の建物:84.8万円
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3,500万円の建物:93.1万円
札幌市厚別区
厚別区の平均地価は1坪あたり34.4万円(2022年)となります。60坪の土地に新築戸建て住宅を建てるときの坪単価は以下のとおりです。
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2,000万円の建物:67.7万円
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2,500万円の建物:76.1万円
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3,000万円の建物:84.4万円
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3,500万円の建物:92.7万円
札幌市南区
南区の平均地価は1坪あたり17.1万円(2022年)となります。60坪の土地に新築戸建て住宅を建てるときの坪単価は以下のとおりです。
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2,000万円の建物:50.4万円
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2,500万円の建物:58.8万円
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3,000万円の建物:67.1万円
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3,500万円の建物:75.4万円
札幌市清田区
清田区の平均地価は1坪あたり21.3万円(2022年)となります。60坪の土地に新築戸建て住宅を建てるときの坪単価は以下のとおりです。
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2,000万円の建物:54.6万円
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2,500万円の建物:63.0万円
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3,000万円の建物:71.3万円
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3,500万円の建物:79.6万円
札幌市手稲区
手稲区の平均地価は1坪あたり20.0万円(2022年)となります。60坪の土地に新築戸建て住宅を建てるときの坪単価は以下のとおりです。
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2,000万円の建物:53.3万円
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2,500万円の建物:61.7万円
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3,000万円の建物:70.0万円
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3,500万円の建物:78.3万円
札幌で家を建てる際の坪単価における注意点
坪単価がわかることで、新築建築時の予算を立てる目安になります。しかし、坪単価にこだわりすぎると、思うような住宅を建てられないこともあるので注意が必要です。特に次の2点には注意しましょう。
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坪単価の出し方はメーカーごとに異なる
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小さな家ほど坪単価が高くなる可能性がある
それぞれ何に注意すべきか解説します。
坪単価の出し方はメーカーごとに異なる
坪単価の計算方法は、メーカーごとに異なります。エアコンや照明なども含めて坪単価を算出しているメーカーでは、他のメーカーよりも坪単価が割高になる可能性もあります。坪単価だけでメーカーを決めるのではなく、坪単価の内訳やデザイン、担当者の対応などから総合的に判断することが大切です。
小さな家ほど坪単価が高くなる可能性がある
土地の広さに比例して設備が資材が必要になるのではありません。家の面積に関わらず浴室やキッチンなどの設備は必要なので、小さな家ほど坪単価が高くなる可能性があります。
また、同じ床面積でも、住宅の形状が複雑で外壁の面積が広い家は坪単価が高くなる可能性があるので注意が必要です。
札幌市の坪単価はエリアやハウスメーカーごとに異なる!
坪単価はエリアやハウスメーカーごとに異なります。坪単価を見るときは、どのように計算しているのか確認するようにしましょう。
札幌市で新築住宅を建てるときには、ぜひインゾーネにご相談ください。予算や土地に合わせてお客さまのご希望を反映したプランをご提案いたします。