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家づくりコラム

2022年10月29日

新築でスイッチニッチに失敗しないために抑えておくべき3つのポイント

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壁の一部を凹ませたニッチにスイッチを集める「スイッチニッチ」は、室内をすっきりと見せるだけでなくおしゃれに仕上げるアクセントにもなります。スイッチニッチで失敗しないためのポイントやメリット、デメリットについてまとめました。


目次

スイッチニッチとは

スイッチニッチのメリット

スペースを有効に使える

おしゃれでアクセントになる

利便性が良くなる

スイッチニッチのデメリット

後から変更できない

設置場所が限られる

費用がかかる

収納には物足りない

掃除が必要

新築でスイッチニッチで失敗しないための3つのポイント

使いやすい場所に設置する

スイッチニッチに置くものにあわせてサイズを決める

参考にするデザインを事前に決めておく

スイッチニッチに失敗しないためには事前にポイントを抑えておこう



スイッチニッチとは


スイッチニッチとはスイッチのためのニッチのことです。ニッチとは壁の一部を凹ませたスペースのことで、凹み部分に壁付けのスイッチを配置するとスイッチニッチと呼ばれるようになります。浴室や照明、電動シャッターのリモコンも配置することがあるため、リモコンニッチと呼ぶこともあります。


ニッチの奥行きはさまざまです。リモコンやスイッチの厚み程度の薄いニッチもありますが、インテリア小物が置ける程度の奥行きのあるニッチもあります。


スイッチニッチのメリット

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注文住宅を建てるときには、壁のデザインやスイッチ・リモコン類の配置にもこだわりましょう。より洗練されたおしゃれさを実現するなら、スイッチニッチを検討できます。スイッチニッチには次のメリットがあります。


  • スペースを有効に使える

  • おしゃれでアクセントになる

  • 利便性が良くなる


それぞれのメリットについて見ていきましょう。


スペースを有効に使える

室内の中でも壁は広いスペースを占めますが、絵を飾る、エアコンや間接照明を取り付けるくらいで、あまり活用方法がない場所といえます。しかし、スイッチニッチを作れば、スイッチをまとめる場所になるだけでなく、インテリア小物を置いて飾り棚としても活用できます。


また、スイッチやリモコン類だけでなくコンセントも取り付ければ、スマートフォンを充電する場所としても利用できるでしょう。壁のスペースを有効活用したい方は、スイッチニッチを検討してみてはいかがでしょうか。


おしゃれでアクセントになる

凹みがあることで、単調になりがちな壁にアクセントが生まれ、おしゃれな雰囲気に仕上がります。旅行先で買ったちょっとした置物やフォトフレームなどを置けば、おしゃれさはさらにアップするでしょう。


スイッチニッチの枠を額縁に見立てて、あえて目立たせてみるのもおしゃれです。個性を表現する場としても、スイッチニッチを活用しましょう。


利便性が良くなる

室内のスイッチやリモコン類をスイッチニッチにまとめれば、照明やお風呂のお湯張り、インターフォンなどの操作を1箇所で行えるため利便性が向上します。また、電動シャッターやエアコンなどもそれぞれの場所に行かずに操作が可能です。


スイッチやリモコンは生活を便利にするために不可欠なツールですが、場所がバラバラでは利便性が良いとはいえません。スイッチニッチで1箇所にまとめて、より暮らしやすい住宅を実現しましょう。



スイッチニッチのデメリット


スイッチニッチにはメリットも多くありますが、デメリットもあります。失敗を回避するためにも、あらかじめデメリットについて理解しておきましょう。主なデメリットとしては次の5つが挙げられます。


  • 後から変更できない

  • 設置場所が限られる

  • 費用がかかる

  • 収納には物足りない

  • 掃除が必要


それぞれのデメリットについて解説します。


後から変更できない

スイッチニッチは壁の一部を凹ませて作るため、後から位置や大きさを変更することはできません。変更する場合は、設計の段階で伝えておく必要があります。


また、住宅が完成してからの変更も容易ではありません。位置や大きさ、奥行き、取り付けるスイッチ・リモコンの種類などを熟慮してから、スイッチニッチを設置しましょう。


設置場所が限られる

スイッチニッチを設置できる壁は、耐力壁や外壁ではなく、なおかつある程度の厚みがなくてはいけません。


また、スイッチやリモコンを操作するために何度もアクセスすることになるので、部屋の入口付近などの生活動線に沿った場所であることも求められます。そのため、スイッチニッチの設置場所はかなり限られることになるでしょう。


費用がかかる

通常の壁を作る場合と比べると、スイッチニッチを作ることで追加費用が発生します。また、スイッチで操作する対象物(給湯器や電動シャッターなど)が遠くにある場合は、配線工事も追加で費用がかかることもあるでしょう。


とはいえ、住宅完成後にスイッチニッチを作る場合と比べると、工事費用は安価で済みます。スイッチニッチを作るのであれば、新築時や内壁工事を含むリフォーム時に依頼するようにしましょう。


収納には物足りない

スイッチニッチの奥行きを活かして、本棚やマガジンラックにすることもできます。しかし、奥行きを広くとるとスイッチが押しにくくなるため、収納スペースとして十分な場所を確保することは困難です。


収納スペースを増やしたい場合は、スイッチニッチとは別に壁付けのクローゼットやウォークインクローゼット、パントリーなどを検討しましょう。


掃除が必要

スイッチニッチの奥行きの部分にホコリが溜まります。壁に直接スイッチやリモコンを取り付ける場合とは異なり、こまめに掃除をすることが必要です。


スイッチニッチは基本的には目の高さに設置します。そのため、こまめに掃除をしないとホコリが目について不潔な印象になるので、注意が必要です。



新築でスイッチニッチで失敗しないための3つのポイント

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スイッチニッチは後から取り付けたり、なくしたりすることも可能です。しかし、工事費用がかさむため、できれば新築時や内壁のリフォーム時などにまとめて依頼するようにしましょう。


スイッチニッチで失敗を回避するポイントとしては、次の3つのポイントが挙げられます。


  • 使いやすい場所に設置する

  • スイッチニッチに置くものにあわせてサイズを決める

  • 参考にするデザインを事前に決めておく


それぞれのポイントについて解説します。


使いやすい場所に設置する

スイッチニッチは、スイッチやリモコン類、コンセントなどを配置するため、1日に何度も使うことが想定されます。リビングの入口や玄関のそばなど、生活動線に沿った使いやすい場所に設置するようにしましょう。


また、高さにもこだわることが必要です。高すぎても使いにくいですが、低すぎても腰をかがめることになり、使いにくく感じます。


スイッチニッチに置くものにあわせてサイズを決める

スイッチニッチに置きたいものがあるときは、奥行きや高さ、幅などをしっかりと決めてから工事を依頼しましょう。スイッチニッチは、基本的にスイッチやリモコン類をまとめて設置する場所です。そのため、置物のサイズと同じ大きさにしてしまうと、操作の度に置物を取り除ける必要があり、かえって不便になってしまいます。


参考にするデザインを事前に決めておく

スイッチニッチのデザインも事前に決めておきましょう。スイッチニッチは空間をおしゃれに見せる効果がありますが、部屋全体とのバランスが取れていないときには、おしゃれに見えない可能性があります。


スイッチニッチに失敗しないためには事前にポイントを抑えておこう

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部屋をおしゃれにする選択肢の1つとして、スイッチニッチを検討できます。しかし、高さや大きさ、デザイン、場所などを間違ってしまうと、おしゃれに見えないだけでなく、生活が不便になることもあるので注意しましょう。


とはいえ専門的な知識がないと細かなことはなかなか想像しにくいですよね。インゾーネではお客様ごとに専属のコーディネータと設計士が担当としてつくので、スイッチニッチの位置や使い勝手など、不安なことはいつでもご相談いただけます。

お困りのお客様は、お家づくりの相談窓口よりぜひインゾーネにご相談ください。経験豊富なスタッフが、お客様のご希望を叶えるご提案をいたします。

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