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家づくりコラム

2023年05月13日

吹き抜けにシーリングファンはいらない?メリット・デメリットを紹介

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吹き抜けにシーリングファンはいらないのでは?と考えている方は、まずメリットとデメリットを比較しましょう。主なメリットは維持費用を抑えられる点、デメリットは初期費用がかかる点です。


本記事では、吹き抜けにシーリングファンがいらない具体的なケースについても解説します。


目次

吹き抜けにシーリングファンはいらない?

吹き抜けにシーリングファンをつけるデメリット

イニシャルコスト(初期費用)がかかる

掃除が大変

音が気になる

吹き抜けにシーリングファンをつけるメリット

ランニングコスト(維持費用)を抑えられる

空気の循環ができる

空間がおしゃれになる

吹き抜けにシーリングファンがいらない場合

シーリングファンをつけるか迷ったら家づくりのプロに相談しよう!

吹き抜けにシーリングファンはいらない?

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吹き抜けにシーリングファンがいるか、いらないかはそれぞれの理想や生活環境によっても異なります。


シーリングファンとは、天井に取り付けるサーキュレーター(室内で空気を循環させるアイテム)のことです。3〜6枚程度の大きな羽を使い、上と下の空気をかき混ぜて温度を均一にする点が主な特徴として挙げられます。


また、吹き抜けとは複数階にまたがって連続した空間のことです。天上の高ければ高いほど効果的なため、一般的に吹き抜けの家にはシーリングファンの設置を検討します。


今後吹き抜けの家を建てる予定がある方は、シーリングファンはいらないと考えて後悔しないように、メリットとデメリットをあらかじめ比較しておきましょう。


吹き抜けにシーリングファンをつけるデメリット


吹き抜けにシーリングファンをつけるデメリットは、主に以下のとおりです。


  • イニシャルコスト(初期費用)がかかる

  • 掃除が大変

  • 音が気になる


各デメリットを解説します。


イニシャルコスト(初期費用)がかかる

吹き抜けにシーリングファンを設置するには、イニシャルコスト(初期費用)がかかる点がデメリットです。主な初期費用として、シーリングファンの本体価格や取り付けの工事費用がかかります。


シーリングファンの本体価格は、種類や大きさによってさまざまです。小型で1万円以内で購入できるものもあれば、大型・高機能で10万円までかかるものもあります。


取り付けの工事費用(設置費用)は、新築で建てる場合は建築費用に含まれることが一般的です。また、別途つける場合は大きさや天井の高さに応じて変わります。


設置費用の相場は約15,000〜20,000円で、天井の補強工事が必要となる場合は約50,000〜60,000円です。ただし、いずれも条件によって金額は変わるため、あくまで目安と理解しておいてください。


掃除が大変


ホコリなどが溜まりやすいのにもかかわらず、掃除が大変な点が吹き抜けにシーリングファンを設置するデメリットです。シーリングファンは高い位置にあり手が届きにくいため、脚立に登ったり柄の長いハタキを用意したりしなければなりません。


掃除が面倒と考えて怠ると、溜まったホコリが部屋中に充満してしまいます。そこで対策として、新築で設置する場合は、2階から掃除できる吹き抜けシーリングファンを検討するとよいでしょう。


音が気になる


人によって音が気になる点もシーリングファンを設置するデメリットです。音に敏感な方は、あらかじめシーリングファンの種類を比較検討しておいた方がよいでしょう。


シーリングファンのモーターには、DCモーター(直流電源)とACモーター(交流電源)の2種類があります。一般的に、DCモーターを利用したシーリングファンの方が価格は高い分、パワフルかつ音も小さいです。


そのため、値段を優先するか、快適さを優先するかによって、設置するシーリングファンの種類が変わるでしょう。


吹き抜けにシーリングファンをつけるメリット

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吹き抜けにシーリングファンをつけるメリットは、主に以下のとおりです。


  • ランニングコスト(維持費用)を抑えられる

  • 空気の循環ができる

  • 空間がおしゃれになる


各メリットを確認していきましょう。

ランニングコスト(維持費用)を抑えられる

吹き抜けにシーリングファンを設置することでイニシャルコストがかかる分、ランニングコスト(維持費用)は抑えられる点がメリットです。シーリングファンを使うことで空気の循環を促し部屋全体の温度を均一にできるため、エアコンを使用するよりも効率的に涼しく感じたり暖かく感じたりできます。


その結果、エアコンにかかる電気代分を節約できるでしょう。電力会社や種類によっても異なりますが、一般的にシーリングファンの電気代は1時間で約1.2〜1.5円、1日24時間回していても30円前後です。


空気の循環ができる

吹き抜けにシーリングファンをつけることで、部屋全体に空気の循環ができる点もメリットです。その結果、洗濯物が均等に乾いたり、嫌な匂いを拡散させたりすることも期待できます。


また、空気の循環ができれば、カビや結露の防止にもつながるでしょう。梅雨がないとされる北海道でも、6月中旬から下旬にかけて「蝦夷梅雨」の時季には雨が降る日が多くなります。窓を開けて換気をしにくいときでも、シーリングファンがあれば空気の流れをよくできる点も強みです。


空間がおしゃれになる

吹き抜けにシーリングファンを設置するだけで、空間がおしゃれになる点もメリットです。日本にいながらにして、リゾート地のホテルのような開放感のある海外インテリアを演出できるでしょう。


ただし、おしゃれな空間にするためには、シーリングファンの種類選びが大切です。室内のインテリアのコンセプトやテーマを決めた上で、趣旨からずれないものを選ぶようにしましょう。


吹き抜けにシーリングファンがいらない場合

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吹き抜けにシーリングファンがいらない(必要ない)場合は、主に以下のとおりです。


  • 掃除を絶対にしたくない場合

  • 音に敏感な場合

  • 別の器具をつけたい場合


それぞれ解説します。


掃除を絶対にしたくない場合

シーリングファンをつけると定期的にホコリが溜まり、見た目も空気を悪くしてしまいます。掃除が苦手な方や、時間を確保できない方は、シーリングファンはいらない(不要)でしょう。


ただし、「シーリングファンのメリットにひかれているけれど、掃除は絶対したくない」方には、専門の業者にシーリングファンの掃除を依頼する方法もあります。


音に敏感な場合

シーリングファンの音は、慣れてしまえばそれほど気になるものではないですが、音に敏感な方は快適に過ごすために設置しない方がよいでしょう。人によって気になる音の個人差はあるため、一度聞いてみることも大切です。


音に敏感だけれども、シーリングファンに関心がある場合は、少し高めで騒音が気にならないタイプを購入するとよいでしょう。


別の器具をつけたい場合

別の器具を優先してつけたいと考えている場合も、基本的にシーリングファンはいらないです。たとえば、シーリングファンとシャンデリアは同じような場所に設置するため、両方つけることには違和感を与えます。


吹き抜けにシーリングファンも照明もつけたい場合は、「照明つきシーリングファン」を設置するとよいでしょう。中には、シーリングファン一体型シャンデリアの商品も存在します。


ただし、照明つきのシーリングファンは重くなるため、安全性には十分配慮してください。



シーリングファンをつけるか迷ったら家づくりのプロに相談しよう!


それぞれの理想や生活環境によって異なるため、シーリングファンがいるか、いらないかは断言できません。ただし、上と下の空気を循環させて温度を均一にすることを期待できることを考慮すると、吹き抜けの住宅で生活する場合はシーリングファンを設置するメリットが大きいでしょう。


また、音に敏感な方は実際にシーリングファンが騒音なのか自分の耳で確認してみることも大切です。気になったら一度家づくりのプロに相談してみましょう。


インゾーネでは、シーリングファンの取り付け事例もあります。ぜひこの機会にインゾーネの無料相談をご利用ください。ご相談はこちらから→ 家づくりの相談窓口|インゾーネの家

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