家づくりコラム
2024年02月14日
ナチュラルインテリアの部屋にするポイントとは?事例もご紹介
こんにちは!インテリアと一緒に考える注文住宅「インゾーネの家」コーディネーターの植村です。
インテリアコーディネートをどのようにするかは、理想の家づくりにおける大事なポイントの一つ!
インテリアコーディネートにはさまざまなテイストがありますが、今回はその中から「ナチュラルインテリア」について解説します。
ナチュラルインテリアの特徴や、上手に取り入れるポイントなどをご紹介!
インゾーネの家が手がけたナチュラルインテリアの施工事例もお伝えしますので、ぜひ参考にしてくださいね。
ナチュラルインテリアとは
ナチュラルインテリアとは、シンプルな色・柄・雰囲気を基調に、木や植物などの自然素材を取り入れたインテリアテイストです。
ナチュラルインテリアでコーディネートされた部屋は、自然体でやわらかい雰囲気になり、ゆっくりとリラックスして過ごせる空間に。
トレンドや特定の好みにとらわれにくいので、飽きにくく、いつまでも楽しめるテイストでもあります。
シンプルなデザインが中心なのでインテリアも揃えやすく、インテリアコーディネートに初めて挑戦するという方もチャレンジしやすいでしょう。
また、使うカラーやアイテムを変えることで、がらりと雰囲気を変えられるのも特徴の一つ。
モダン、レトロ、ポップなど、ナチュラルをベースに好みのテイストを取り入れるのも楽しいですよ。
ナチュラルインテリアにするためのポイント
「部屋をナチュラルインテリアでコーディネートしたいけれど、何から始めれば良いかわからない...」と悩んでいる方に、ぜひ知ってほしい5つのポイントをご紹介します。
以下のポイントを押さえることで、簡単にナチュラルインテリアコーディネートを取り入れられますよ。
ポイント①自然素材を取り入れる
ダイニングテーブルセットやベッド、キャビネットなど、大きな家具には、木製や木目調など自然素材を思わせるものを取り入れるのがおすすめ。
色味や木目の雰囲気を揃えると統一感を出しやすく、失敗しにくいですよ。
明るい雰囲気にしたいならライトトーンのオーク材やパイン材、シックな雰囲気を出したいならダークトーンのウォールナット材やオールドウッド加工の木材などを選ぶとよいです。
また、カーテンやソファ、ラグなどのファブリックには、コットンや麻、綿などの素材がおすすめです。
ポイント②ホワイト系をベースにする
明るく自然な印象のホワイト、ベージュ、アイボリーや、自然な風合いのアースカラーを取り入れると、ナチュラルインテリアのテイストを演出しやすいです。
カラーの取り入れ方は「ベースカラー70%・メインカラー25%・アクセントカラー5%」という配色比率を意識すると良いです。
床や壁、天井など面積が広い部分をベースカラーとしてホワイト系にするのがおすすめ。
やわらかい空間を演出することができます。
テーブルやソファなど大きな家具をメインカラーとしてブラウンやカーキなど、そしてアクセントカラーには、部屋全体を締める鮮やかなカラーをポイント使いしてみましょう。
ポイント③アースカラーを取り入れる
アースカラーとは地球にある自然をイメージした色で、大地のようなベージュやブラウン、海・空のブルー、植物のグリーンやカーキなど。
シンプルで自然な雰囲気、そしてリラックスできるナチュラルインテリアにぴったりですよ。
グリーンやネイビーなど、比較的パキッとした色合いのアースカラーは、アクセントカラーに使うのがおすすめ。
部屋全体を引き締め、おしゃれな雰囲気をつくりだします。
ポイント④植物を取り入れる
植物は、インテリアに自然で優しい雰囲気を簡単に取り入れられるアイテム。
「大きな観葉植物の鉢植えを置くのはハードルが高い...」という場合は、テーブルや飾り棚に置けるような手のひらサイズの観葉植物や、壁に飾るハンギングタイプ、ウォールタイプのものも。
本物の植物に似せて作られているフェイクグリーン(人工観葉植物)なら、お世話が不要で置き場所の環境も問いません。
アンティークな雰囲気を出したい場合や、全体をホワイトカラーでまとめたい場合は、ドライフラワーもおすすめ。
部屋全体がやわらかい印象になりますよ。
ポイント⑤金属やプラスチックが見えないようにする
金属の光沢や、プラスチックの人工的な雰囲気は、ナチュラルインテリアの雰囲気を損なってしまいます。
気になる場合は、綿や麻の布などのカバーをかけて見えないように工夫するのも良いでしょう。
家具の場合は、塗装はベースカラーのホワイトと合わせると馴染みやすいです。
ブラックの場合は、黒光りしてしまうとナチュラルな雰囲気から遠ざかってしまうため、マットなものを選ぶと気になりにくいですよ。
ナチュラルインテリアのコーディネートをチェック
ナチュラルインテリアは、ポイントやアクセントとして取り入れるアイテムを変えることで、さまざまなコーディネートが可能です。
コーディネートの組み合わせ例やインゾーネの家での事例もご紹介します。
ナチュラルインテリアのコーディネート例
例えばこんなコーディネートがありますよ。
シンプル × ナチュラルインテリア
ナチュラルインテリアは元々シンプルなテイストですが、アクセントカラーをあえて取り入れず、メインカラーとベースカラーにするなど、色数やアイテムをぐっと絞ることでさらにすっきりシンプルに仕上がります。
無地を中心にすると、よりシンプルさが際立ちます。
北欧風 × ナチュラルインテリア
ホワイト系カラーとウッド系素材を基調に、スタイリッシュなアイテムやくすみ系の可愛らしいカラーを取り入れると、おしゃれで洗練された北欧風に!
北欧らしいテキスタイルのファブリックを入れると、より印象的な雰囲気になります。
ヴィンテージ × ナチュラルインテリア
ダークカラーや重厚感のあるアイテムをほどよく取り入れることで、ヴィンテージテイストを演出。
個性的なおしゃれを楽しめます。
タイルを使用するとレトロな雰囲気も出るので、ヴィンテージとの相性もピッタリです。
家づくりは、インテリアコーディネートで成功が左右されます!
失敗のないインテリアの選び方をこちらのコラムでもご紹介していますので、ぜひあわせてご覧くださいね!
失敗例から学ぶインテリアと家具選び!成功のコツもご紹介
インゾーネの家の施工事例をご紹介
インゾーネの家の施工事例から、ナチュラルインテリアのコーディネートをご紹介。
どれもこだわりとセンスが光る、素敵な空間に仕上がりました!
白を基調としたシンプルな雰囲気にあう、やわらかい白色の木目が美しいフローリングを採用。
インテリアには温かい色味の木製のダイニングテーブルやグリーンを取り入れ、バランスの取れたシンプル×ナチュラルな空間に仕上がっています。
こだわりの家具は、インゾーネでのトータルコーディネートです!
居心地の良い素材に包まれた、ナチュラルヴィンテージなお家です。
フローリングには、世界三大銘木のひとつであるチーク材を採用。
ヘリンボーン貼りをすることで、表情豊かな住空間を演出しています。
インテリアは、ブラウンをベースの色として取り入れ、大人らしい落ち着いた空間に。
LDKから玄関につながる長い土間にはチェアを設置し、落ち着いた雰囲気の中、読書や珈琲を楽しむインナーテラスのような空間としても活用できます。
ナチュラルインテリアのポイントは5つ!ぜひ取り入れてみよう
ナチュラルインテリアとは、シンプルな色・柄・雰囲気を基調に、自然素材やアースカラーを取り入れ、自然で優しい雰囲気に仕上げるインテリアテイストです。
シンプルなデザインが中心なので、トレンドに左右されにくく、飽きずに長く楽しめます。
ナチュラルインテリアを上手に取り入れる主なポイントは、①自然素材を取り入れる ②ホワイト系をベースにする ③アースカラーを取り入れる ④植物を取り入れる ⑤金属やプラスチックが見えないようにする の5つ。
木目を生かした木製家具やアースカラーのファブリックなどは、インテリアコーディネートが初めてという方もチャレンジしやすいでしょう。
使うカラーやアイテムを変えることで雰囲気を変え、北欧風、ヴィンテージ風などのコーディネートを楽しむこともできますよ。
インゾーネの家のナチュラルインテリアの事例も、ぜひ参考にしてくださいね。
札幌で新築を検討しているなら、ぜひインゾーネの家にご相談ください!
インテリアコーディネートと一緒に進める家づくりで、理想の家を実現しましょう。