家づくりコラム
2024年03月01日
新築のインテリアの決め方のコツをご紹介!失敗例やインテリアの実例も
こんにちは!インテリアと一緒に考える注文住宅「インゾーネの家」コーディネーターの植村です。
「新築のインテリアはどんなテイストにしよう」
「好きな色でコーディネートしたいな」
新築ではインテリア選びに夢が広がりますが、ゼロからの家づくりともなるとどのように選んでいいのか悩んでいる方もいるでしょう。
そこで今回のコラムでは、新築のインテリアの決め方について、コツやポイントをご紹介します!
新築のインテリアを決めるときの考え方や、よくある失敗例とその対策などをお伝えします。
インゾーネの家の施工事例もご紹介しますので、これからインテリアを選ぶ方はぜひ参考にしてくださいね。
新築のインテリアの決め方のポイント
新築のインテリア選びでは、「壁の色はどうしよう」「設備の色や形状は?」「家具の素材は何にしたら良いかな」と、決めることがたくさんあってどのように進めれば良いのか悩んでしまいますよね。
新築でゼロからインテリアを決めるなら、順を追って考えていくのがおすすめです!
新築のインテリアは、以下の順番で決めていきましょう。
①好きなテイストを決める
まずは、まずは好きなインテリアのテイストを決めることからスタート!
どんなテイストのインテリアが好きか、どんな部屋なら家族がリラックスして過ごせるかなどを考えてみましょう。
なかなかイメージができないときは、住宅雑誌や住宅会社のホームページ、インターネットなどからイメージを膨らませてみてくださいね。
人気のあるインテリアテイストには主に以下のようなものがありますよ。
ナチュラル
明るい色、淡い色、木目などを基調とした、明るく優しい印象のインテリアテイスト。
シンプルなものが多く、どんな家具とも合わせやすいです。
北欧
淡い色や天然素材をベースに、自然の温かみを感じるインテリアテイスト。
カラーを取り入れる際は、トーンを抑えたペールカラーがよく採用されます。
モダン
白、黒、グレー、ダークブラウンなど落ち着いた色をメインに、装飾の少ない直線的でスタイリッシュなデザインが特徴のインテリアテイストです。
シックで大人っぽい印象にも。
ジャパンディ
日本(和)と北欧のインテリアをミックスしたインテリアテイスト。
ベースは、ホワイトやグレー、ベージュなどのニュートラルカラーを基調とした北欧インテリア。
そこに小物などで和のテイストを加えます。
②インテリアテイストを構成する色や素材を理解する
目指すインテリアテイストを決めたら、それにはどんな色や素材が合うのか考えましょう。
先ほどインテリアテイストの例で出したように、例えばナチュラルやシンプルなら淡い色やトーンを押さえた色味、木目調や天然素材が合います。
色や形状、素材の構成やそのバランスを理解できれば、インテリアコーディネートもしやすくなりますよ。
③面積の大きなものから決める
具体的にインテリアを選んでいく段階になったら、大きな面積を占めるものから選んでいくのが決め方のコツです。
目に見える面積が大きいものは、部屋の印象を大きく左右します。
例えば以下のような順で決めていきましょう。
- 床の色と素材
- 壁・天井の色
- キッチンなどの設備の色と素材
- 照明の数、種類、配置場所
- 家具
家具も、ベッドやソファ、ダイニングテーブルなど大きなものから順に考えていきましょう。
おしゃれな家を建てるポイントについては、下記コラムでもご紹介していますので、あわせてご覧ください。
札幌でおしゃれな家をどうやって建てる?3つのポイントを解説
新築のインテリアの失敗例と失敗を回避するポイント
インテリア選びの失敗には、部屋が完成したりコーディネートが完成したりしてから気付くことが多いです。
あとから気付くと、修正したり変更したりするのは大変。
新築のインテリア選びで起こりやすい失敗例を事前に知っておき、失敗を防ぐヒントにしてください!
詰め込みすぎてまとまりのない印象になってしまった
理想のインテリアを自由に選べるからといって、おしゃれなデザインや好きな色を好きなだけ入れてしまうと、ごちゃごちゃしてまとまりのない印象になってしまいます。
テイストを統一したおしゃれなインテリアにするには、ある程度の余白も重要です。
ベースはシンプルからスタートし、アクセントとしてポイントになるデザインやカラーを入れていきましょう。
素材や質感に統一感を持たせるのも、全体のコーディネートがしやすいです。
色がイメージと違った
配色バランスは、ベースカラー70%(床・壁・天井など)、メインカラー25%(大きな家具、カーテンなど)、アクセントカラー5%(その他ポイントインテリア)の割合で考えると失敗しにくいです。
1カ所、1点だけを見て決めるのではなく、全体のバランスを考えながら決めることを心がけましょう。
また、壁や床など広い場所に使うカラーや素材は、できるだけ大きなサンプルを見て選ぶことが大切です。
実際に広く使ったときとカタログでは印象が違うことも多いです。
照明や採光によっても見え方が異なってくるため、ショールームやモデルハウスなどで確認できるのがベストです。
思ったより照明が暗い
おしゃれな照明にも憧れますが、照明で大切なのはやはり実用性。
とはいえ、リラックスして過ごすリビングと、料理をするキッチン、寝るための寝室では必要な明るさは違いますし、目指す部屋の雰囲気も異なります。
「その部屋で何をするのか」に合わせた明るさの照明を選びましょう。
間接照明を活用して1部屋に複数の照明を配置する「1室多灯」もおすすめですよ。
新築のインテリアの参考に!インゾーネの家の実例をご紹介
インゾーネの家は、インテリアと一緒に考える新築一戸建て。
こだわりの詰まったインテリア事例をぜひ参考にしてください!
やわらかな春、色づく。北欧スタイルの家。
【インテリアテイスト:ナチュラル、北欧】
真っ白の壁、窓からの明るい光、美しい木目の床でナチュラルな優しい雰囲気のリビング。
そして、ペールカラーでコーディネートしたシェルチェアがポイントのダイニングなど、ナチュラル&北欧風スタイルのお家です。
温かみのある木製家具やトーンを抑えたやわらかなカラー、観葉植物のグリーンがご家族の優しい雰囲気にもぴったりです。
大人のモノトーンコーデが映えるかっこいい家。
【インテリアテイスト:モダン】
ホワイト&ブラックのモノトーンインテリアで統一されたお家。
シンプルで無駄がなく、生活感もできるだけなくしたホテルライクのすっきりとした空間です。
ステンレス天板&大理石風のキッチンをはじめ、こだわりのTVボードや洗面化粧台、エントランスのシューズボックスは造作家具で統一感もばっちりです。
床材にはナチュラルな色を取り入れることで、リラックスできる空間も確保しています。
色とりどりの家具が元気をくれる、心地よい空間。
【インテリアテイスト:ナチュラル、ポップ】
白壁と木目床のナチュラルテイストの中に、アクセントカラーとしてカラフルなオレンジ色を取り入れてポップに!
個性的なダイニング照明を取り入れたり、キッチンの背面カウンターにはお気に入りのインテリアを置いたりと、ナチュラルながらもワクワク心躍るような空間に。
階段はスケルトン階段にして、2階からの光が通るようになっています。
新築のインテリアの決め方のコツと失敗例を知って、失敗を防ごう
新築のインテリアの決め方は、順を追って考える・決めるのがコツです。
①好きなテイストを決める → ②インテリアテイストを構成する色や素材を理解する → ③面積の大きなものから決める、という流れで考えてみてくださいね。
また、新築のインテリアでよくある失敗としては、「まとまりがない印象になった」「色のイメージが違った」「照明が暗かった」などがあります。
インテリアが完成してからだと修正が大変ですので、事前によくある失敗と対策を知っておいて失敗を回避してくださいね。
インゾーネの家の施工事例もたくさんありますので、ヒントになれば嬉しいです!
札幌で新築を検討しているなら、ぜひインゾーネの家にご相談ください!
インテリアコーディネートと一緒に進める家づくりで、理想の家を実現しましょう。