家づくりコラム
2024年11月11日
注文住宅の打ち合わせの回数は?スムーズに進めるコツも
こんにちは!インテリアと一緒に考える注文住宅「インゾーネの家」です。
注文住宅を建てる際、打ち合わせに対して「打ち合わせの回数や期間はどのくらい?」「どんな内容を話し合うの?」「何か準備が必要?」といった疑問をお持ちの方もいるでしょう。
そこで今回のコラムでは、注文住宅の打ち合わせについて詳しく解説します。
打ち合わせの回数のほか、かかる期間、決める内容やその流れ、スムーズに進めるコツもお伝えします。
事前に知識を得ておくことで、しっかり準備して打ち合わせを行うことができますよ。
注文住宅の打ち合わせとは?
注文住宅は、一からプランを練って建てる家のことです。
そのため、家の予算から間取り、設備、外装・内装・仕様など、細かなところまで決めていく必要があり、そのために住宅会社との打ち合わせが行われます。
注文住宅の打ち合わせは、家を建てる前、建築中、完成後とそれぞれのステップで行われます。
これらの打ち合わせを効率的に進めることが、スムーズに家を完成させるコツ。
仕事の都合などもあり、何度も打ち合わせをするのが難しいという方も多いです。
お客様にとってなるべく最低限の打ち合わせで家づくりを進めていくためにも、一つひとつの打ち合わせを効率良く進めていくポイントを押さえておきましょう!
注文住宅の打ち合わせの流れ・回数をチェック
注文住宅の打ち合わせ回数は、全体で10〜15回程度。
着工前の打ち合わせが5~10回、工事中の打ち合わせが1~5回、完成後・引き渡し前の打ち合わせが1~3回程度となるのが一般的ですが、家づくりのイメージや予算がしっかり固まっている場合は、より少ない回数で進められることもありますよ。
それぞれの期間の打ち合わせの内容や流れを詳しく紹介します。
着工前の打ち合わせ
着工前の打ち合わせは、家づくりの方向性を決める最も重要なステップです。
ここでの打ち合わせ内容が、家の出来栄えやその後の工程に影響します。
約3〜6カ月程度の期間で、5~10回程度の打ち合わせが行われます。
着工前の打ち合わせは、一般的には以下のような流れで進みます。
プランニングと検討
この段階では、理想の住まいのイメージを共有しながら大まかなプランニングと見積もりを作成し、検討します。
以下のような内容を確認、打ち合わせします。
- ・要望のヒアリング
- ・土地の状況確認
- ・概算予算の設定
- ・間取りの大まかな検討
- ・構造や外観、設備、内装などの検討
- ・概算見積もりの作成
詳細な設計と最終見積もり
依頼する住宅会社とプランの方向性が固まったら、いよいよ詳細な設計や見積もりの作成に進みます。
詳細な間取りを決め、各所の素材、機能、設備などを、具体的な選択肢の中から決定していきます。
以下のような内容を確認、打ち合わせします。
- ・詳細な間取りの決定
- ・内装材や外装材の選定
- ・キッチン、バス、トイレなど設備機器の選択
- ・電気配線やコンセントの位置決め
- ・収納計画、設備の詳細決定
- ・詳細な見積もりの作成
契約と住宅ローンの手続き
全ての内容が決まり、内容に納得したら工事請負契約を結びます。
住宅ローンを利用する場合は、このタイミングで本審査の申し込みと契約を行います。
以下のような内容を確認、打ち合わせします。
- ・最終見積もりの確認
- ・契約内容の確認
- ・工事スケジュールの確認
- ・資金計画の最終確認
工事中の打ち合わせ
打ち合わせは、工事の進捗と現場を確認した上での調整や修正などが中心です。
工事期間の目安は4~6カ月程度、打ち合わせは1~5回程度行われます。
この段階で気づいた点があれば、すぐに伝えて修正や変更の対応をしてもらいましょう。
早い段階で伝えることで、工事をしている人の負担を減らし、追加コストの発生を防ぐことができます。
また、照明器具の位置や種類、コンセントやスイッチの位置などは、このタイミングで実際の空間を確認した上で決定することもあります。
完成後の打ち合わせ
完成後の打ち合わせは、新居の最終チェックと入居後の生活に向けた準備が中心で、1~3回程度行われます。
設計図通りの間取りや仕様になっているか、傷や汚れがないかをチェックし、問題がなければ引き渡しとなり、家づくりが完了!
依頼内容と明らかに異なる場合や工事に問題がある場合には修正することになります。
以下の内容も打ち合わせや説明がされますよ。
- ・鍵の受け取り
- ・設備の使用方法の説明
- ・アフターサービスの説明
- ・住宅保証書類の受け取り
注文住宅の打ち合わせの注意点とスムーズに進めるコツ
注文住宅の打ち合わせは、家づくりの結果を左右する重要なポイント!
ですが、回数が増えれば増えるほど負担も大きくなってしまいます。
1回の打ち合わせが無駄に終わってしまわないよう、打ち合わせを有意義に、そしてスムーズに進めるコツを知っておくと安心です。
事前準備と情報収集をしておく
打ち合わせを効率的に進めるためには、事前の準備が大切!
住宅会社のカタログや、インテリアデザインの専門サイト、SNSでのハッシュタグ検索を活用し、具体的なデザインや配色を確認、収集しておきましょう。
特にインテリアは選択肢も多く、あれもこれもと見ているうちに、具体的な方向性が決まらないまま時間が経ってしまいがち...。
ですが、インゾーネの家の場合、お客様のご要望を聞いた上で、コーディネーターがインテリアをご提案!
インテリアを一から全部選ぶ必要がなく、インテリアに頭を悩ます時間を最小限に抑えられます。
また、家づくりに関する基本的な知識を持っておくことも大切です。
分からない用語だらけだと、「基本知識の説明や理解に打ち合わせの時間がかかり、なかなか具体的な家づくりのお話に進めない...」という可能性があります。
インゾーネの家では、これから家づくりを検討している方に向けて「マイホームセミナー」を開催しております!
住宅会社では、このように家づくりに関するセミナーを開催していることも多いので、家づくりの基本を知るための一歩としてぜひ活用してみてください。
条件の優先順位を決めておく
注文住宅では、すべての希望を実現するのは難しい場合があります。
そのため、あらかじめ条件の中の優先順位を考えておくと打ち合わせがスムーズです。
例えば、「家族と一緒に過ごしたいから広いリビングを確保したい」「子どもが多いので収納スペースを多く取りたい」「家にいる時間が長いので日当たりを確保したい」など、ライフスタイルに合わせてどんな要素を最も重視するかを決めておきましょう。
これにより、迷ったときに判断がしやすくなります。
また、注文住宅では設備の内容やグレードによって価格が大きく変わります。
そのため、予算の上限をあらかじめ明確にしておくことで、予算内での提案を中心に受けることができますよ。
スケジュールを立てて進める
打ち合わせや決定をなるべく効率的に行うには、「いつまでに決める」という期限を設定しておくのがおすすめ。
「今日の打ち合わせでは○○について必ず決める!」と目的を持って打ち合わせに挑むことも大切です。
何も決まらずに、ずるずると時間が伸びてしまうことを防げます。
引越しの日が決まっている場合は、そこから逆算し、打ち合わせの期間も区切ってスケジュールを立てましょう。
注文住宅を建てる際の流れについては、こちらのコラムで詳しくご紹介しています。
全体のスケジュール感もぜひチェックしてみてくださいね。
注文住宅の完成までの期間はどのくらい?平均期間とスケジュールの流れを解説
疑問はすぐに解消する
打ち合わせ中に疑問点や気になったことがあれば、遠慮せずその場で質問してみてください。
打ち合わせの前に気付いた点は、当日に質問するのを忘れないようにメモしておいてくださいね。
回答について、担当者から「後日確認します」と言われた場合は、確認忘れを防ぐためにも「○月○日までに返事をもらう」など、具体的な期限を設定しておくと良いでしょう。
注文住宅の打ち合わせは効率的に!コツを知ってムダな回数は減らそう
注文住宅の打ち合わせは、家づくりの中で最も重要なプロセスの一つです。
回数は全体で10〜15回程度、着工前に5~10回、工事中に1~5回、完成後・引き渡し前に1~3回程度となるのが一般的です。
効率的に打ち合わせを進めるためには、事前の準備や優先順位の明確化、そして柔軟な姿勢が大切。
スケジュールを立て、各打ち合わせで「何を決めるか」を確認しながら進めると良いでしょう。
具体的なお話にすぐに入れるよう、希望のデザインテイストを事前に決めたり、セミナーなどを活用しながら家づくりの基礎知識を得ておくのも、最低限の打ち合わせで希望の家づくりを叶えるコツです。
札幌で新築を検討しているなら、ぜひインゾーネの家にご相談ください!
インテリアコーディネートと一緒に進める家づくりで、理想の家を実現しましょう。