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注文住宅の標準仕様について知ろう!仕様に関する注意点も

家のこと

Update:2024.11.29

こんにちは!インテリアと一緒に考える注文住宅「インゾーネの家」です。



注文住宅の検討やプランニング時に出てくる「標準仕様」という用語をご存じでしょうか。


標準仕様とオプションについて理解することは、理想の注文住宅を予算内で実現するためにも重要なことです。



そこで今回のコラムでは、注文住宅の標準仕様について解説します。


標準仕様とオプション仕様の違いや、選ぶ際の注意点についてもお伝えしますので、ぜひご覧くださいね。


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注文住宅の標準仕様とは?


注文住宅は、間取りやデザイン、建材、設備などを希望に合わせてプランニングできる住宅です。


しかし、全てをゼロから決めるわけではなく、ハウスメーカーのほうでも基本的な間取りやデザイン、建材、設備などのプランを用意しています。


この基本プランが、標準仕様です。



標準仕様の商品は、基本的な品質と性能を備え、追加料金なしで選択可能。


標準仕様といっても、一般的には形状やカラーなどにはバリエーションがあり、複数の選択肢から選ぶことができます。



全てを標準仕様の範囲内で選択すれば、予算を抑えて注文住宅の建築が可能でしょう。




標準仕様とオプション仕様の違い


一方、オプション仕様は標準仕様以外の選択肢で、追加や変更が可能なものを指します。


標準仕様の商品よりもデザインや性能が高いもの、または標準仕様では設置されない設備の追加などがオプションとして用意されていることが多いです。



デザインや機能、性能の選択肢がさらに広がりますが、オプション仕様の選択・追加には追加費用としてオプション料金が発生します。




各ハウスメーカーの標準仕様の調べ方


標準仕様は、ハウスメーカーによって異なります。


A社では標準仕様である設備が、B社ではオプション仕様であったり、C社ではオプションとして選択できる高性能建材がD社では標準仕様だったりとさまざま。


そのため、複数のハウスメーカーを検討する場合は、標準仕様の内容まで確認することが重要です。



標準仕様はカタログやホームページなどに記載されていますので、資料を確認した上で住宅展示場やハウスメーカーの店舗などに足を運んで確認しましょう。



注文住宅で標準仕様・オプション仕様を選択できる項目


一般的に、標準仕様・オプション仕様を選択できるようになっていることが多い項目をご紹介します。


なお、項目はハウスメーカーによって異なりますので、一例としてご参考ください。



構造・工法標準仕様でも快適・安全に暮らせる仕様


住宅の基本となる構造や工法を標準仕様・オプション仕様で選択できるケースがあります。


ただし、ハウスメーカーによっては選べない場合もあります。



  • ・住宅の構造(木造、鉄骨造など)

  • ・工法(在来工法、2×4工法など)

  • ・基礎工事の種類 など



性能


ですが、オプション仕様ではその性能をさらに向上させられるケースが多いです。



  • ・耐震性能の向上

  • ・断熱材の種類や厚さ

  • ・気密性能の向上 など



間取り


プラスアルファの間取りをオプションとして選択・追加可能なケースがあります。



  • ・吹き抜けの有無

  • ・天井高の変更

  • ・和室の設置

  • ・スキップフロアの採用

  • ・屋上の設置

  • ・ビルトインガレージの設置 など




外観・内装


建材や素材のグレードアップなどがオプションで選べるケースが多いです。



  • ・外壁材の種類や色

  • ・屋根材の種類

  • ・屋根の形状

  • ・塗料の種類

  • ・床材の種類や色

  • ・壁紙の種類やデザイン

  • ・建具の種類や色

  • ・インテリアコーディネーターへの依頼の有無 など




設備


住宅設備は、標準仕様でも十分な機能を備えていることが多いです。


しかし、より高機能なものや設備追加をオプションで選ぶこともできます。



  • ・システムキッチンのグレードや色

  • ・ユニットバスの種類やサイズ

  • ・トイレの機能や設置数

  • ・床暖房の設置

  • ・浴室乾燥機の設置 など





インゾーネの家の標準仕様はこれ!


インゾーネの家では、デザイン・機能性ともに優れた商品を標準仕様として採用しています!


好評いただいている標準仕様の一部をご紹介します。



【構造・性能】ZEH基準クリアの高性能住宅


インゾーネの家では、ZEH基準をクリアした高性能住宅を標準仕様としています。



ZEHとは、断熱性能等級5を有し、断熱と省エネによって年間消費エネルギーを20%以上削減できる住宅のことです。



基礎断熱やダブル断熱、太陽光発電システムも標準仕様となっていますよ。


高い断熱性・気密性を実現し、光熱費を抑えつつ快適な住環境を提供しています。


自家発電の電気を使用することで、光熱費の負担を抑えられるのも嬉しいポイントです。



ZEH(ゼッチ住宅)については、こちらのコラムで詳しくご紹介しているのでぜひご覧ください。


ZEH(ゼッチ住宅)のメリットとは? デメリットや補助金制度も解説



【外壁】 雪印カラーSGLネオ


継ぎ目のない一枚物の鋼板で、美しさと重厚感のある外観を実現します。


塗膜には表層の親水化によるセルフクリーニング機能を標準装備。


色あせや劣化のスピードを抑え、美しさを長く保ちます。



【建具】YKKap ラフォレスタ


一般的な住宅よりも30cm高い、天井ギリギリの建具を標準仕様に採用することで、天井が高く、部屋が広く感じられます。


凹凸感が少ないためすっきり美しいデザインです。



【キッチン】タカラスタンダード OFELIA


インテリアにも調和する美しいキッチンを標準仕様として採用。


豊富な収納をはじめ、家事を効率的・機能的にこなせる工夫がたっぷり施されている人気のシステムキッチンです。



【トイレ】TOTO ZJ


超節水&省エネを実現し、環境と家計に優しいトイレです。


お掃除のしやすさを追求した「スゴフチデザイン」も好評。



【インテリア】家具・カーテン・照明


心地良い空間づくりに欠かせないインテリアは、通常、標準仕様に含まれることは少ないです。


そんなインテリアも、インゾーネの家は標準仕様でご準備。


インゾーネの家具100万円分と、カーテン・照明が標準仕様に含まれています。


設計、コーディネーター、インテリアスタッフが、インテリアを含めた空間づくりをトータルコーディネイトいたします。



インゾーネの家では、高性能・高機能な設備や仕様を標準で採用しています。


実際に、「ほかのハウスメーカーではオプションになるようなものが全て標準仕様であることが、インゾーネさんで家を建てる大きな決め手になった」というお客様の声もありますよ。



標準仕様の充実度は、予算内で希望の住まいを実現できるかどうかにも大きく影響します。


ハウスメーカーを選ぶ際は、ぜひこの点にも注目して検討することをおすすめします。




注文住宅の標準仕様・オプション仕様で気をつけること


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注文住宅で標準仕様・オプション仕様を検討・選択する際の注意点をご紹介します。



標準仕様の内容を確認する


標準仕様の内容は、ハウスメーカーによって大きく異なります。


グレード設定もハウスメーカー独自の場合があるため、内容や機能までしっかり確認しましょう。



具体的な材質、機能、品質、デザインのバリエーション、保証などをチェック。


標準仕様だけでどこまで希望を実現できるのか、どの部分でオプションが必要になるかが明確になります。



オプション料金で予算を超えないよう注意する


オプション仕様はデザインや性能の良さが魅力的ですが、商品によっては数十万円、数百万円以上の追加費用がかかるケースも。


希望のオプションを全て追加すると予算を超えてしまう可能性もあるため、必要性やこだわりに応じて優先順位をつけて検討しましょう。



ショールームなどで実物や使い勝手を見て、「ライフスタイルに合っているか」「本当に必要か」などを判断してくださいね。



また、最初に標準仕様で見積もりを立て、予算に余裕のある範囲でオプションを検討するのがおすすめです。


最初からオプション仕様を採用して進めていくと、予算が厳しくてもオプションを削る決断ができずに、当初の予算を超えてしまうケースがあります。



標準仕様についても必要性を検討する


標準仕様の設備についても、実は必ずしも必要とは限らないものもあります。


設備などによっては、標準仕様であっても外せるものがあり、不要なものは外すことも検討しましょう。



例えば標準仕様でトイレは2つだが1つにする、標準仕様で天窓がついているがなくすなどです。


標準仕様のカットやグレードダウンをすることで、予算を抑えられる可能性があります。



ただし、ハウスメーカーが標準設備として資材や設備を大量購入することで価格を抑えているケースもあり、グレードダウンをしたからといって必ずしも価格が下がるとは限らないことも知っておいてくださいね。




注文住宅の標準仕様はハウスメーカーが用意する基本仕様


注文住宅の標準仕様とは、ハウスメーカーが提供する基本的な間取りや設備、素材などのことです。


デザインやカラーにはいくつかのバリエーションがあり、追加料金なしで選択できます。



これに対しオプション仕様は標準仕様以外の選択肢で、オプション料金がかかりますが、より高性能な設備やデザインに変更したり追加したりできます。



標準仕様とオプション仕様を選べる項目には、住宅の構造や耐震性、断熱材などの性能面、間取りの変更、外壁や内装の建材、素材、住宅設備などがあります。


ハウスメーカーによって標準仕様の内容は異なりますので、複数社を比較検討する際は、標準仕様とオプション仕様の範囲や内容を確認することが重要です。



なお、オプション仕様のつけすぎは予算オーバーの原因になってしまいます。


本当に必要かどうかをしっかり検討した上で、標準仕様・オプション仕様の選択と追加を判断していきましょう。



インゾーネの家は暮らしの満足度を上げるためのこだわりの標準仕様を採用しています。


ぜひご覧くださいね。



札幌で新築を検討しているなら、ぜひインゾーネの家にご相談ください!


インテリアコーディネートと一緒に進める家づくりで、理想の家を実現しましょう。