こんにちは!インテリアと一緒に考える注文住宅「インゾーネの家」です。
住宅の外構は、家の印象を左右し、住まいの満足度を高める重要な要素です。
家の顔でもある外構をおしゃれに仕上げることで、住宅の満足度をさらに高めることができます。
しかし、「どんなデザインにすれば良いのかわからない」という方もいるのではないでしょうか?
今回は、おしゃれな外構を実現するためのポイントを解説します。
外構プランで失敗しないための注意点もあわせてお伝えしますので、ぜひご覧ください。
おしゃれな外構とは?
外構とは、住宅の敷地内にある屋外空間や構造物のことです。
具体的には、門、玄関アプローチ、駐車場、庭、フェンス、塀、植栽などが含まれ、エクステリアとも呼ばれます。
私たちが住まいに帰るとき、また来客をお迎えするとき、最初に目にするのがこの外構空間で、「家の顔」ともいえる役割を担っています。
そのため、おしゃれな外構は、住まい全体の雰囲気を格上げし、印象を良くする大きなポイントとなるのです。
また、外構は見た目を美しく整えるだけでなく、防犯やプライバシー保護、駐車スペース確保、境界明確化などの実用的な機能もあります。
家づくりでは多くの場合、室内のインテリアや間取り、設備に気持ちが向いてしまい、外構は後回しになりがちです。
しかし、魅力的な住まいをつくるためには、外構もあわせて考える必要があります。
おしゃれな外構にするためのポイント

おしゃれな外構を実現するための6つのポイントをご紹介します。
ポイント①コンセプトを決めてデザイン・素材を選ぶ
外構デザインを考える第一歩は、家のテイストに合ったコンセプトを設定することです。
住宅と外構のデザインを統一することで、まとまりある印象を演出できます。
すっきりとしたシンプルデザイン、スタイリッシュなモダンテイスト、可愛らしい北欧風、趣のある和風など、テイストを決めることで、それに合わせた素材や色、デザインの選択がしやすくなります。
例えば、外壁材として使用したタイルを門や塀に採用したり、サッシや玄関ドアとポストの色味を揃えたりすることで、統一感のある仕上がりを実現できます。
ポイント②奥行きや立体感を意識する
立体的なデザインは外構の印象を洗練させ、ぐっとおしゃれにしてくれます。
例えば、門壁を前後にずらして設置する、花壇やステップの高さに変化をつけるなどの工夫をすると、奥行きが生まれ、表情豊かな空間をつくり出せます。
立体感のある外構デザインは、敷地をより広く感じさせる効果もあり、限られたスペースにも開放感を持たせることができます。
ポイント③フォーカルポイントをつくる
フォーカルポイントとは、視線を集め空間のポイントとなる場所のことです。
例えばおしゃれな門柱やシンボルツリー、ウッドデッキなど、存在感のあるポイントをつくることで視線を引き付け、外構空間にアクセントをつけることができます。
テイストやイメージに合わせたフォーカルポイントをつくり、そこを中心にデザインを考えていきましょう。
ポイント④植栽や植物にこだわる
外構に植栽として植物を取り入れることで、季節の変化を感じられる豊かな空間をつくれます。
シンボルツリーに常緑樹を選べば年間を通じて緑が楽しめ、落葉樹なら夏は緑と木漏れ日を、秋は紅葉、冬は陽光を取り入れることもできます。
実のなる樹木を植えても楽しいですね。
ポイント⑤生活感を隠す
建物の周りにあるエアコンの室外機や給湯器などの設備機器を、植栽や目隠しフェンスで隠すこともおしゃれな外構づくりのポイントの一つ。
外干しの洗濯物が見えないように工夫することも、プライバシー保護や防犯の観点からも重要です。
特に外構がシンプルな場合、生活感のある設備機器を隠すことで、統一感を損なうことなくおしゃれな外構を実現できます。
ポイント⑥ライティングにこだわる
夜間の演出も、おしゃれな外構には欠かせません。
例えば、建物や植栽をスポットライトで照らす、間接照明で柔らかな光を演出する、軒裏にダウンライトを設置するといった照明プランによって、昼とは違う魅力を引き出すことができます。
防犯対策としてセンサーライトも取り入れると、実用性とデザイン性を両立できるでしょう。
おしゃれな外構は使いづらい?失敗事例も紹介
外構は見た目だけでなく、日常の使い勝手や防犯性なども重要です。
よくある失敗例と、対策をご紹介します。
駐車スペースが使いにくい
駐車スペースは停めるスペースがあれば良いだけではなく、車の出し入れで旋回するための幅や、乗り降りのためのスペース、荷物を出し入れするためのスペースなども必要です。
外構のデザインにこだわるあまり、駐車スペースを最小限にしてしまうと、車の出し入れや乗り降りがしにくくなってしまう可能性があります。
ほかには、植栽が年数が経つうちに大きく育ち、駐車スペースにはみ出てしまうケースもあります。
使用する際の動線を意識し、使いやすさを考慮した設計を意識しましょう。
また、将来的に車を大きいものに変える可能性や、台数が増える可能性も想定して広めに確保しておくと安心です。
プライバシーの確保が難しい
目隠しの役割を持つフェンスにはさまざまな種類がありますが、フェンスによっては目隠しにならないケースも。
逆に、フェンスや植栽、塀でガッチリと隠し過ぎて、圧迫感が出てしまうこともあります。
例えば、しっかり隠したい場所には塀やすき間が少ないフェンスを設置し、少しだけ視線を遮られれば良い箇所は植栽や抜け感のあるデザインのフェンスを使うなど、目的や場所に合わせて組み合わせる方法もあります。
メンテナンスが大変
おしゃれな外構を保つには、定期的なメンテナンスが必要なものも多いです。
例えば、植栽は剪定や落ち葉の処理、天然芝の庭は芝刈りや水やり、無垢材のテラスやウッドデッキは定期的な塗り替えなどが必要なことも。
メンテナンスを楽しめる方は良いですが、少しでも手間を減らしたいという方は、ローメンテナンスな素材や人工芝などを活用すると負担が軽減できます。
専門家に相談しながら事前に必要な手入れの量を確認し、長期的な視点で選択すると安心です。
例えば、メンテナンス性を考慮したタイル選びのコツについて、こちらのコラムでご紹介していますので、ぜひあわせてご参考ください。
失敗しない玄関タイルの選び方!色を決める際のポイントについても解説
予算が足りない
建物を重視するあまり、外構の予算を後回しにしてしまうケースは少なくありません。
予算が足りないと、理想とする外構が実現できなくなってしまうことも。
外構も住まいの一部と考え、住宅と同時に予算やプランを計画していきましょう。
実際の生活をイメージしながら、外構も含めた家づくりを進めてくださいね。
インゾーネの家なら、外構づくりもお家づくりと一緒にご依頼いただけます。
ジョンソンホームズが運営する外構専門部門「さっぽろガーデンライフ」では、住まいに合わせた外構をご提案!
お家と外構を一緒にご依頼いただくことで、資金計画や予算配分も考えやすく、住宅ローンに外構費用を含められるというメリットもあります。
おしゃれな外構で住まいをランクアップ!
外構は「家の顔」ともいえる要素。
おしゃれな外構は、家の印象をさらに素敵にしてくれます。
おしゃれな外構は、コンセプトを明確化した素材・デザイン選び、奥行きや立体感の意識、フォーカルポイント、植栽・植物の活用、生活感の排除、照明プランなどがポイントです。
また、心地良い生活のためには、デザイン性と機能性の両立も欠かせません。
メンテナンスやプライバシーなども考慮しながら、長期的な視点で計画を立てましょう。
おしゃれな外構のヒントには、インゾーネの家の施工事例もぜひご参考くださいね。
札幌で新築を検討しているなら、ぜひインゾーネの家にご相談ください!
インテリアコーディネートと一緒に進める家づくりで、理想の家を実現しましょう。