田口
2016年08月20日
ソファのなかみ
こんにちは、人よりメラニン色素が多いのか、一瞬で真っ黒になるメラニン田口です。
先日ノースサファリにてコモンマーモセット様にオシッコをかけられてまいりました。
今回は私前職インテリア関係の仕事をしておりましたのでソファの中身のお話をいたします。
ソファの中身はザックリとフレーム・クッション・スプリングで構成されております。
フレームの上にはクッションが乗っておりその中はウレタンと呼ばれるスポンジのような素材です。
このウレタンの密度により、ヘタりやすさや耐久性が変わってきます。
どれだけソファがへたらず長持ちするかはウレタン密度にかかっており単純にウレタンの密度が高ければへたりにくく復元性が高いです、
ですが、ただ高密度にしてしまうと座り心地がとても硬いものになってしまうので、良いソファはそれぞれの箇所によって使用するウレタンの密度を変え、
柔らかすぎず、座り心地がちょっと固めで、腰をしっかりと支え、クッションが反発し、沈み込こまず、立ち上がりやすいものが理想です(好みもあるとは思いますが・・・。)
良いソファは2時間くらい映画を見ても何度も座りなおすことなく、快適に座っていられます
次にフレーム、クッションを支えるソファの核となる枠組みの部分です。
この枠組みには弾力性がある無垢材が適していると言われています(パイン材・ビーチ材など)
安いソファのフレームは合板仕様のものが多く、無垢材に比べて耐久性が劣ります。
最後にスプリング、直接人間の体を支えるクッションの下でクッションが凹むのを支えます。
スプリングに関してはソファのデザインによって使われるものが変わってくるのでなにが良いとかはありませんが、一般的に耐久性は下記のような順番になっており、価格も同順です。
ポケットコイル>コイルスプリング>S字型スプリング>ウェービングテープ
ですが、アメリカのデュポン社が開発したダイメトロールという素材のウェービングテープというものがあり、
金属の5倍もの耐久性を持っているようですが、高級ソファには使われていないとのことです。
以上ザクッとソファの中身の話でした。
ちなみに伏見のオープンハウスにて一生もののソファ
「アイラーセン」の展示もしています!
もちろん座れますのでインゾーネの家を見て一生モノソファ座ってみてくださいねーお待ちしてまーす!!